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アメリカ/ボストン特派員ブログ 旧特派員 グロス りえ

アメリカ・ボストン特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2009年10月20日

魔女狩りの恐怖に襲われたセーラム


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魔女狩りの恐怖に襲われたセーラム

 ボストンからコミューターレールという電車に乗って40分ほどのところに、セーラムという町があります。レンガ造りの街並みや、石畳の道…こじんまりした海沿いの平和な雰囲気からは想像がつかないような怖いエピソードがこの町にはあるのです。
セーラムは「魔女の町」としても知られており、街のいたるところに魔女やコウモリなどのサインを見つけることができます。
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 14世紀ごろからヨーロッパで行われていた「魔女狩り」が北アメリカにも飛び火したのは17世紀。その当時、たった100戸ほどの小さなこのセーラムで、床をのたうちまわり悲鳴をあげるという症状が、少女数人に発生したのです。
 大人たちは、これを「魔術にかけられた」と考えました。少女たちの告発だけで、5歳の少女から80歳の老婆まで罪のない人々約200人が次々と魔女とされて投獄されました。19人が処刑、1人が拷問中に圧死、5人が獄死したのだといいます。

 17世紀末、人々は英国本国から課せられる重税や海賊の横行、天然痘の流行など、様ざまな困難に直面していたそうです。人々の緊張や不安が「悪魔」を生んだと言えるのかもしれません。
 今でこそ、笑顔で魔女グッズを手に取る観光客が多くみられますが、「魔女博物館」でその歴史に触れると、複雑な気持ちになってしまいます。
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 今月のハロウィーンシーズンは、このセーラムの町に多くの観光客が訪れます。今となっては、この歴史は、地域振興のために役立っているのですね。

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2009年10月20日
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      ボストン特派員
      グロス りえ
      2004年、渡米しボストンで日本語教師に。その後日本に帰国するも、2年間の超遠距離恋愛の末、再び渡米し結婚。長年の仕事中心生活に終止符を打ち、主婦になってから慌てて主婦修行中。旅が大好きな好奇心のかたまり。また、おいしいものに目がない食いしん坊。歴史的な薫りと、季節の移り変わりが美しいボストンに魅せられて、本物の「ボストニアン」になるべく、日々散策中です。

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