The Vendome Memorial
ボストンもようやく過ごしやすい気候になってきました。そんな日はつい長〜い散歩をしてしまいます。
花が美しい季節だからか、Public Garden（パブリックガーデン）は人・人・人。ワシントンの銅像前のチューリップは今年も美しいです。
Public Garden（パブリックガーデン）から散歩スタート。Commonwealth Avenueの端まで歩き、そこにある銅像をひとつひとつ眺めてみました。ボストンの昔々の市長とか、作家とか、様々な影響をもたらしたらしい女性３人組とか・・・・。（その前ではアーティストと思われる方が絵を描いていました）
この土地に関係がある著名人の銅像たちです。こんな風にボストンには公共の場所にいろいろな銅像や、パブリックアートがあります。
さらに散歩を続けると、ふとこれが目に入りました。消防士のユニフォームと帽子。The Vendome Memorial.
この通りの角にある建物は、昔はVendome Hotelという名前のホテルだったそうです。そのホテルで１９７２年に火災が発生し、その日１日で９人の消防士の尊い命が失われたのだそう。ひとりひとりの名前、誕生日が記されているこの慰霊碑。悲しい気持ちで眺めていると、偶然通りかかった犬の散歩中のおじさんがその時のことを語ってくれました。この火災の時も、１ブロック先に住んでいたのだとか。
言われてみれば、ホテルだったというこの建物 古い建物と新しい建物がくっついています。そんな歴史があったとは。今、この場所には時々行くことがあるバーがあるのですが、次回そこに行くことがあったら、ついこの火災のことが頭をよぎってしまいそうです。
Vendome Hotel 火災の記事⇒http://www.cityofboston.gov/fire/memorial/vendome_fire.asp
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