映画・本『メリーポピンズ』の作者はオーストラリア出身!

公開日 : 2019年07月04日
最終更新 :

地球の歩き方トラベラーの皆さん、こんにちは。ブリズベンのちえです。車でふらりとドライブに出かけ、メリバラ(Maryborough)という町へ。初めて訪れた町で偶然知ってびっくりだったこと。そこはなんと、メリーポピンズの作者が生まれ、幼少期を過ごした場所だったんです。

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メリバラの町の様子。

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メリバラの町。小さいながら趣きある可愛らしい町です。

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メリーポピンズの像。像のある町周辺はメリーポピンズ一色。

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メリーポピンズのストーリーを物語るストリート・アートやサインなどが、町の至るところに配されています。

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メリーポピンズ像周辺の信号機では、止まれ・進めサインまで、メリーポピンズ!

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そして、ここがメリーポピンズの作者パメラ・リンドン・トラバーズ(Pamela Lyndon Travers)が生まれた場所。彼女の父親はこの場所にあった元銀行の支店長でした。そして、彼女はこの銀行の2階にある部屋で1899年8月9日に生まれました。そして8歳になるまで、このメリバラで暮らします。

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2019年に、パメラ・トラバーズが生まれた元銀行に、メリーポピンズの記念館ができました。作家パメラの生い立ちを始め、メリーポピンズ・シリーズが生まれるまでの秘話、映画のポスターや衣装なども展示されています。

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メリーポピンズの映画で使われた衣装の展示も。この記念館では、作家パメラの創作活動を学びつつ、訪れた私たちも、私たち自身の"物語"を思い出し、生み出し、語り、伝えるということを学び体験できるようになっています。

とてもコンパクトな町で、歩いて十分に散策できます。郵便局、市役所など、19世紀から残された建築物も残されていて、見て回るのも楽しいですよ。

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メリバラの市役所。

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緑が美しく、広々としたクイーンズ・パーク(Queen's Park)の一部。

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町の顔とも言える、メリー川(Mary River)。ヨットハーバーとしても利用されています。

【メリバラへの行き方】

メリバラへは、レンタカーで行くのがスムーズです。運転はほぼひたすら直進のみ、です。ブリズベンからM1(ハイウェイ)を経由して北上、A1へ入り、メリバラの町に入ります。車でおよそ3時間程度です。

せっかくメリバラまで行ったのなら、そこから車で30分ほど走ったところにある、Hervey Bay(ハービーベイ)という有名なベイサイド・エリアに行くこともおすすめします。フレーザー島を望める1kmもある長い桟橋や、ホエール・ウォッチングでもとても有名な場所です。海が見える宿泊所もたくさんありますよ。

メリバラの町の案内はこちら:

メリーポピンズ像の住所。記念館はその側の建物です。:

時期が合えば、町を挙げてのイベント"メリーポピンズ・フェスティバル"を楽しむこともできますよ!:

https://www.marypoppinsfestival.com.au/

Cheers!

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