【番外編】ブルノから行くブダペスト①

公開日 : 2016年11月02日
最終更新 :

 ブルノからウィーン、ブラチスラヴァへの移動でおすすめは、地球の歩き方の本でも紹介されていますし、ご利用された方もいらっしゃるかと思いますが、『Student Agency』というバス会社です(この会社の電車もあります)。こちらが英語のページです。 https://www.studentagency.eu/en/

 バスの座席が指定席となっていて、席を自分で選べます。他の会社ですと早いもの順のことが多く、指定席が取れるので安心です。また、バスの中でコーヒーなどの飲み物、新聞か雑誌で好きなものを一部もらえます。

 黄色いバスなので、チェコ人は「黄色(žlutýジュルティー)」と呼んでいます。

 Student Agencyのバス乗り場は他のバス乗り場と違う場所にあります。バスの写真と一緒に近いうちに写真を撮ってご紹介します。

 10月の28日はチェコではチェコスロヴァキア独立記念日で祝日となっています。ブルノでは仮装をして出かけた外国人学生を見かける程度で、ハロウィーンの仮装行列といったものはありません。今日11月2日が死者の日(ドゥシチュキー)となっており、今週末、人によっては先週末に先祖のお墓参りをする人が多いです。

 今年は先月28日の祝日が金曜日だったこともあり、木曜の勤務終了後から旅行にでかけたチェコ人はたくさんいました。

 チェコ人に人気の場所の一つがブダペストです。物価がさほど変わらないので行きやすいのです。今年は私もブダペストに行ってきてみました。

 ブラチスラヴァまで2時間弱、30分ほどのトイレ休憩を経て、ブダペストまでさらに3時間、計5時間半の道のりでした。

 ハンガリー語はチェコ語と全く構造が異なりますため、全く理解できませんでした。

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 ハンガリー語辞書を片手に歩きましたが、使うことなく持ち歩いただけになってしまいました。ですが、街を歩くと、なぜか耳に入ってくる言葉があるので耳を澄ますと、チェコ人でした。この期間にブダペストに旅行しますと、100mおきに一度くらいのペースでチェコ人に会います。とても人気の旅行先です。

 旅行中英語しか使いませんでしたが、大丈夫です。

 ブダペストの方々は非常に優しいです。道路を渡ろうとして立っていると、すべての場面で車が停まり、渡らせてくれました。

 レストランでも英語だけで済ませてしまいましたが、とても丁寧な対応をしてもらいました。ブダペストの方の優しさが身に染みた日々でした。

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 ドナウ川の流れは速く、川に浮かんでいる鳥はあっという間に流されていました。

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 (白いのが鳥です。)

 流されて橋の下まで来ると、再び上流に向かって飛びます。そしてまた流されては橋の近くまで来ると飛び、また流されては飛んでいました。400mインターバル走のような景色でした。

 夜はどうするのか気になったので歩いてみますと、上流の方の橋の近くで集団で休んでいました。

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 一羽、飛ばずに流れに逆らって泳いでいる鴨がいました。

donakamo.PNG

 この鴨のような心意気でもってブダペスト紹介をしたいと思います。

 秋野紗也佳

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