ブルックリン特派員 新着記事
自宅待機、そしてニューヨーク市の公立校が休校となり2週間が経ちました。ブルックリンの人気観光地ダンボは閑散とし、いつもならにぎわっている通りや広場も人通りがありません。しかもコンドミニアムなどの工事もストップしているので、とても静か。まるでゴーストタウンだという声も聞かれます。
2週間ほど前のダンボの様子。ここは人気の撮影スポットとなっており、普段なら大勢の人が写真を撮るため、ここは集まっているはず。この日はひとりだけでした。
こちらも2週間前のYork St駅。この駅も普段なら観光者でにぎわっているはずですが、こんなに静か。
ブルックリンの感染者数はクイーンズ区の次に高く、住民はソーシャル・ディスタンスをかなり徹底しています。例えば道で人とすれ違う際は6フィート空ける。エレベーターに家族以外の人が乗っている場合は、次のエレベーターを待つ。銀行やスーパーでもほかのお客さんとの間隔を空けて待つ、などなど。トイレットペーパーや食品は、今のところは問題なく購入できています。ただ時間帯によっては品薄なこともあるので、その場合は時間をずらして再度訪れると棚に陳列されていることも。
最近はマスクを着用する人も増えてきました。ゴム手袋を使用している人も見かけます。
皆が無事に今のたいへんな時期を乗り越えられますように。
2020年2月8日(土)のタイムズスクエアの朝の様子。
すごく寒い朝でしたが普段通りに感じました。いつも通り観光者が写真を撮り、その横をタクシーが通り過ぎていく。そんなニューヨークの朝。
昨日は日本からニューヨークに遊びに来られた親子と会う機会があり、ミッドタウン周辺を案内しました。日本でニューヨークのニュースを見て、こちらではマスクをしないと決められたとか。「誰もマスクをしていないんですね〜」と驚かれていたものの、「少し不安があったけれど安心しました」とのこと。
これも昨日のブライアントパーク。
まだまだ人の少ない午前中。
今世界中で新型肺炎のニュースで大騒ぎですが、アジア人差別がひどいという噂が人々の不安を煽っているところもあるような気がします。もちろんヨーロッパやニューヨークでも実際そのような事件があったのも事実だけれど、過剰な心配も不要かと思います。
アメリカでは新型肺炎より、インフルエンザが大流行中です。私の家族や職場、学校でもインフルエンザが猛威をふるっています。旅行に来られる皆さん、体調に気をつけて楽しんでくださいね。
ブルックリンのネイビーヤードに、昨年大型スーパーマーケットがオープンしました。
アップステートが本拠地のウェグマンズ。品揃えがすごいです。
中でもパンが絶品! 種類も多く、一度食べたらやめられないおいしさ。
ウェグマンズのサイトによると、このオイルが一番の人気商品だとか。
私も買ってみました。パンを焼いてこのハーブ入りのオイルにつけて食べると、まるでレストランのような味! あっという間にオイルがなくなり、我が家は今3本目を買い足しました。パンにつけて食べるだけじゃなく、お料理やサラダとの相性も良い。
キムチも発見。種類も多く、どれも美味しそう。ウェグマンズではアジア食材も見かけました。
駐車場もあるので、とても便利。建物の中にはフードコートもあり、焼きたてのピザやお惣菜、パックされたお寿司なんかもあります。
ウェグマンズ Wegmans
住所:21 Flushing Avenue, Brooklyn, NY 11205
営業時間:毎日午前7時〜午後11時
ウェブサイト:https://www.wegmans.com/stores/brooklyn-ny/