2013年は9月8日まで ベルギー王宮(Palais Royal)夏の一般公開
ベルギーでは7月21日の建国記念日に、国王アルベール2世が退位し、皇太子フィリップが7代目の国王として即位しました。そんな記念すべき2013年も、毎年恒例のベルギー王宮の一般公開が期間限定で開催中です。普段は見ることのできない建物内を見学できる貴重なチャンスです。ベルギー人の友人が、「ベルギー人として誇りに思える王宮だった」と興奮気味に話すので、どんなに素敵なんだろうと期待して、私も見に行ってきました。
ベルギー王宮は、18世紀にオランダのオラニエ公ウィレム1世の治世下で建築されたものが基礎となっており、1830年のベルギー独立後、2代目国王のレオポルト2世によって、内外装が全面的に改装されたそうです。以前は王家一家の居城として使われていましたが、居城が郊外のラーケン宮に変わった現在は、国賓を迎えるなどの公式行事に使われているそうです。
【写真上】 王宮中央の屋根に国旗が掲揚されているときには、国王がベルギー国内に滞在中という印だそう。
内装は豪華絢爛そのもの。大きなシャンデリアや色鮮やかな天井壁画など、まったく古さを感じない美しさに、ただただ見とれるばかりです。
期間限定で無料公開なので、9月8日までにブリュッセルへいらっしゃる方は、ぜひ行ってみてくださいね。
Palais Royal
公開期間: 2013年8月1日~9月8日(月曜日は閉館)
開館時間: 10:30~16:30
入場料: 無料
<お役立ちメモ>
ベルギー王宮向かいのブリュッセル公園(Parc de Bruxelles)は、ブリュッセルの中心にいることを忘れてしまうほど静かで緑豊かな公園です。夏の間は、週末にはデッキチェアやドリンク・バーが設置されることもあり、日光浴をする人やピクニックをする地元の人たちで、普段よりも賑わっています。ブリュッセルの夏は短いので、ブリュッセル公園だけでなく、大きな公園は晴れの週末が来ると大賑わい。ブリュッセルは日が長く、21時ぐらいまでは明るいので、日焼けが気になる人は、夕暮れ時がおすすめです!
【写真上】 週末のサンカントネール公園。デッキチェア、ドリンク・バー、簡易トイレの他に、子ども向けの遊具が設置されることもあります。
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