ベルギーの冬の風物詩「モンドール」を楽しもう!
こんにちは、ブリュッセル特派員のみぽりんです。
ヨーロッパ圏では先週の日曜日(2020年10月25日)から冬時間となり、本格的な冬が到来しました。
冬時間になると時間が1時間遅くなる=日が暮れるのが夏時間より1時間早くなるということで、いよいよ冬だな......と感じています。
そこで、今回はベルギーの冬の風物詩のひとつのおいしいものを紹介したいと思います。
ベルギーの冬の風物詩「モンドール」
この時期が訪れるとベルギーに住む人たち(ベルギーだけじゃないかも?)がこぞって食べ始めるというモンドール。
モンドールとはフランスとスイスにまたがるジュラ山脈の周辺で限られた期間でのみ製造、販売される伝統的なチーズです。表面を塩水で拭きながら熟成されるウォッシュチーズなので、熟成されると表面には白カビが生えてとても柔らかくなるチーズだとか。
トリュフ入りのモンドールなんかも出回っているようで、こちらもとってもおいしそうですね。
私も2019年の冬にはまだこのチーズの存在を知らなかったのですが、2020年はコロナ禍の影響もあり、家でご飯を食べることが多いので流行りに乗ってトライしてみました。
モンドール、どう食べる?
モンドールの食べ方はとっても簡単。
チーズ好きな方はワインと合わせてそのままスプーンですくって食べるなんて方もいるそうですね。
私はまだまだチーズ初心者でくせのあるチーズがちょっと苦手なので、お手軽チーズフォンデュにトライしました。
こちらが、噂のモンドール。形を維持するために木製の箱に入って売っています。時期になるとだいたいどこのスーパーでも売っているようです。ちなみに私は、カルフールのチーズコーナーで購入しました。
ウォッシュチーズは本来、比較的くせが強めと聞いていたので、ちょっと様子見ということで白カビがあまり生えていないものを選んで購入。
写真の中でもさっと見える白い雲?のようなものが白カビです。これでも十分生えてると思ったのですが表面が見えているのでカビはかなり少ない方。
ではチーズフォンデュを作っていきましょう。まずはオーブンを220℃にセットして予熱スタート!
そしてチーズの上面の皮の部分を薄めにはぎます。パカっと蓋を開けるイメージ。そのあと、中の柔らかいチーズの部分に白ワイン大さじ2を投入してぐるぐるっと混ぜてなじませます。
モンドールは木の枠ごとオーブンに投入するので、木の枠が燃えないようにアルミホイルでガードします。
オーブンの予熱が終了したら、アルミホイルでガードしたモンドールを箱ごとオーブンに投入!
表面に香ばしい焼き色がつくまで焼いたら完成です。
オーブンのパワーにもよりますが、だいたい30分から40分くらいかかると思います。
さあ、完成しました! モンドールのチーズフォンデュ!
チーズフォンデュの具にはバケットやジャガイモ、カボチャ、ミニトマト、ニンジンなどを用意しました。
チーズ自体は特にくせもなく、まろやかでおいしいチーズだったので器の底まで食べきっちゃいました(笑)
もう少し季節が進むと、店頭に並ぶモンドールも熟成されてくるのでまたぜひ購入してみたいと思います!
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