コロナ禍での日本→ブリュッセルへの再渡航の様子!

公開日 : 2021年01月25日
最終更新 :
筆者 : みぽりん

こんにちは。ブリュッセル特派員のみぽりんです。

先回に続きまして今回は、このコロナ禍での日本からブリュッセルへの再渡航の様子を紹介します。

今回の再渡航のルートは

名古屋(セントレア)→成田→フランクフルト→ブリュッセル南駅(鉄道)でした。

通常ヨーロッパ圏から渡航される方はANAを使われる方が多いのですが、諸事情により今回はJALを利用しました。そのため、フランクフルトからブリュッセルへの飛行機の乗り継ぎ便がうまく取れず、今回はドイツ鉄道を使うというなかなかレアなルートを取らざるを得ませんでした。

では再渡航の様子をレポートしていきましょう!

まずはセントレア。

それなりに国内線が飛んでいるのか、人は通常時の50%程度はいました。成田行きもまあまあ混んでいた様子。

成田に着くと、ひたすら歩かされる......乗り継ぎ客が少ないためか国内線→国際線の乗り継ぎゲートはクローズしていて、一度出発ロビーまで出されました。

保安検査を経て出国審査後の免税店エリアはほとんどがクローズ。むしろ営業しているところ(コスメ・ショップなど)は事前に予約ができるので予約していくことをおすすめします。

飲食店も営業している気配がなかったのでラウンジに行ったのですが、こちらは逆に混んでる!! どこから集まってきた?というくらい人がいて、距離を取った席を探すのがひと苦労でした。

そんなこんなで搭乗口へ。

搭乗の際にチケットとパスポートチェックがありますが、私はドイツから電車に乗ってベルギーに帰るというトリッキーすぎるルートを取ったためか、グランドスタッフの方ふたりがかりでこの子大丈夫か!?と調べられました。お手間おかけしました。汗

チェックが終わり、無事飛行機に乗せてもらったら束の間の休息。ひとりだったのでビジネスに乗ったのですが、5人くらいしかおらずほとんどが空席の状態でした。

ここから12時間の空の旅。(通常時を知らないけど......)食事などのサービスも普通に行われていたと思います。

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途中、ロシアのあたりの雪山。きれいですね。

ここからが本題。ドイツ到着です。降機したらまずはシェンゲン域内へ入国します。

ここで、陰性証明を出せと言われるという話もあったのですが、私は言われませんでした。パスポートとともにベルギーのIDカードを出して電車で帰ると言ったら、ブリュッセルまで?と聞かれたのでYesと言ったら通してくれました。第一関門突破!

入国審査をくぐり抜けたら、荷物をピックアップしてドイツ鉄道の駅へ。これがめちゃめちゃわかりにくいのです。ブリュッセルまで行く長距離列車の駅(Fern bf/Long distance train station)は渡り廊下を渡った空港の反対側にあるのですが途中まで案内のサインが見当たりません。

現時点では、COVID-19 test centerの案内を頼りに向かうのがよいと思います。新型コロナのテストセンターはちょうどその渡り廊下の真ん中あたりにあるので、もう少しまっすぐ行くと長距離列車の駅に着きます。

ドイツ鉄道に乗るためのチケットは、"DB Rail&Fly"というものを使いました。飛行機のチケットを買う際に、目的地を「フランクフルト」ではなく「ドイツ鉄道」にすることで購入できるもので、ドイツ鉄道のすべての駅までのフリーチケットがもらえます。

ブリュッセル方面へのドイツ側の最後のICE駅はアーヘン(Aachen)なのでそこまではフリーチケットを使い、アーヘンからブリュッセルまでは別のチケットを買って乗りました。途中検札に一度来ましたが、まだドイツ国内だったのでフリーチケットを見せてOKでした。

列車の座席クラスは直前のフライトの搭乗クラスによって決まりますが、今回はビジネスに乗っていたので1等車の割り当て。1等車に乗る場合は、フランクフルト空港駅でDBラウンジにも入れます。

IMG-6801.jpg

DBラウンジにはコロナ対応のため何も置いていませんが、寒いなか荷物に気をつけながら3時間待つのはかなりしんどいので、限られた人しか入れない比較的安全な暖かいところで待てるだけでもかなり気が楽でした。

3時間待ちののち、無事電車に乗りブリュッセル南駅まで到着。ちなみに、電車は乗る際に3段くらい階段を登らされるスーツケース持ちには優しくない仕様(ヨーロッパあるある)です。

陸路の入国管理を強化するとのニュースも見たばかりだったので駅でベルギー上陸時に必要なPLF(Passenger Location Form)のチェックか何かあるかと思いましたが、何の検査もなく駅を出ることができました。

ということで、無事にブリュッセルまで帰ってくることができました。

自分にあまり余裕がなかったので写真は少なめですが、日本からコロナ禍のなか渡航される方の参考になれば幸いです。

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