ベルギーから日本への一時帰国体験記【成田空港→隔離施設到着まで】

15時半ごろ成田空港に到着したもののコロナの検査会場が混んでいるため出口ご案内することができないとアナウンス。
ビジネスクラスのお客様から先に降り、私たちは到着してから40分後に飛行機を降りることができました。客室乗務員の方がお水を配ってくれました。

飛行機を降りたものの検査会場に入るのにまだ時間がかかるとのこと。
会場に入り検査するまで1時間20分ほど待ちました。

唾液を採取して行う抗原検査をしました。
検査30分前から飲食禁止です。子供の採取に時間がかかり、大分時間がかかってしまいました。
唾液がでるようにレモンや梅干しの写真が採取会場に貼ってありました。

前回の投稿で記載した質問票や誓約書や追加書類などの書類の確認、インストールしたアプリの端末での設定、MySOSを通してどのような連絡が来るかの説明、ホテル隔離の説明など、ブースを移動しながら確認および説明を受け、進んでいきます。

成田空港到着から3時間半程度経ち、ようやく検査結果待ちの場所で待機を始めます。
パイプ椅子が間隔を空けて置いてあり、指定された番号のところで待ちます。
トイレには行けますが原則その場で待ちます。
待ち始めてから35分後と2時間後に500mlのお水と栄養バーが希望者に配られました。外を見るともう真っ暗でお腹が空いた人への配慮はありがたかったです。
しかし私のカバンにはすでに空港で買ったお水と機内から持ち出したお水があり、水だらけになりました(笑)

待機場所で待機を始め3時間後、番号で呼ばれて陰性と結果を告げられ、隔離施設も決まったので進んでくださいと言われ、入国手続きをしました。
荷物はベルトコンベアからあげられてまとめられていました。
到着ロビーへ出て、ホテル行きのバスの到着までお待ちくださいと言われ、またそこで1時間15分待ちました。
この待ち時間に宅急便を出す人は送ることができます。ただし、22時半にはクローズしていました。

バスがようやく到着して、みんなで外に出てバスに乗り込みます。
成田空港周りのホテルは満室で飛行機で福岡や仙台、バスでも横浜他色々な場所に行くと聞いていたのでどこになるか緊張していましたが、実はこの時点で隔離施設がどこなのかまだわかっていません。
バスに乗り込みわかるかと思いきや、アナウンスでも
「ここからホテルまでの所要時間は約10分です」
のみで、成田近辺ということはわかり安心しましたが、詳細は不明の中暗い夜道を進みました

短いバス移動の中で寝てしまった子供達を起こし、ブースにて必要事項を記載してホテルでの過ごし方を記入して入室のしおりに沿って係員より説明を受けます。
順番にお部屋に案内されますが、その時に
「本日の夕食です。」
と、お弁当を人数分いただきました。時間はすでに23時を過ぎていました。
こんな時間まで頑張ってくださったスタッフの方々には感謝していますが、私たちは食欲より睡眠欲でして、入室と共に寝てしまいました。
時差ぼけしていたので、消費期限ギリギリに目が覚め、いただきました(笑)

今回、飛行機が到着してから隔離施設入室までにかかった時間は約8時間でした。どこか短縮できないものかと思いますが、不満を言うよりも長い待ち時間、ストレスを軽減して待てるよう考えました。
子連れの私が持参してよかったものは、
・飲み物(待ち時間にいただけない時のために)
・ぬりえ
・絵本
・iPad(動画や楽しめるゲームダウンロード必須)
・新しいゲームソフト
・パンとお菓子(ベルギーのクラッカー様様でした！)
です。
座っておとなしくしていられるものをめいいっぱいカバンに入れて挑んだため待ち時間は過ぎてしまえば意外とあっという間でした。
空港での職員の方々はこのような状況でも笑顔でおかえりなさいと言ってくれたのはとても嬉しかったです。
しかし、行き先はどこなのか待ち続けるのは精神的に不安でしたので教えてくださると嬉しかったです...！
気軽に外国から帰って来れる日がまた来ることを祈るばかりです。