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ルーマニア/ブカレスト特派員ブログ T&O

ルーマニア・ブカレスト特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


自然の魅力をぎゅっと凝縮した世界遺産「ドナウデルタ」1.png

ドイツのシュヴァルツヴァルト(黒の森)からルーマニア東部の黒海へと繋がるドナウ川。黒海へと繋がる一帯は独特な形状をした三角州(デルタ地帯)として知られ、世界遺産にも登録されています。

ドナウデルタとは


ドナウデルタは3,400種類以上の魚と320種類以上の野鳥が生息。植物の数は1,100種類以上と、人の手がほとんど入っていない自然豊かな湿地帯が広がります。

ドナウデルタの中で特に目をひくのがペリカンです。ドナウデルタ周辺はペリカンの群生地としても有名で、規模はヨーロッパ最大。

自然の魅力をぎゅっと凝縮した世界遺産「ドナウデルタ」3.png

ペリカンは3~4月頃にアフリカからルーマニアへと飛来します。なぜルーマニアが選ばれるのかと言うと、自然豊かで日照時間が長いから。

春・夏をドナウデルタで過ごすペリカンはルーマニアの冬の寒さから逃れるように再びアフリカへと戻るのですが、秋(9~10月)にドナウデルタを訪れるとペリカンの群れがアフリカへと渡る光景を見ることができます。

ドナウデルタのツアーはどこで予約できるの?


ドナウデルタの大自然を満喫するなら船で移動しながら見学できるツアーが人気!日本の旅行会社が企画するツアーや、小型船でドナウデルタ内を案内してもらえるガイドツアーがセットになったブカレスト発着のバスの旅がおすすめです。

自然の多いルーマニアの魅力を凝縮したドナウデルタのダイナミックな自然をぜひ味わってください。

自然の魅力をぎゅっと凝縮した世界遺産「ドナウデルタ」2.png



■ドナウデルタ
・URL:https://www.info-delta.ro

■バスツアー(2日間)
・出発場所:国民の館前(ブカレスト)発
・最寄駅(国民の館):地下鉄M1線、M3線イズヴォル駅(Izvor)
・バスツアー料金:390レイ(日本円:約11,700円)


Text by T.O
写真提供:https://www.info-delta.ro


2019年9月25日

ルーマニアを観光する機会があれば、大人でも楽しめる「サリーナ・トゥルダ」はいかがでしょうか。サリーナ・トゥルダは世界でも珍しい地下のテーマパークとなります。今回は、ルーマニア政府公認日本語ガイドである私が、人気の観光地「サリーナ・トゥルダ」を紹介します!

salina turda 1.JPG


元々、サリーナ・トゥルダは塩鉱山として使われていましたが、現在は地下にある遊園地として運営されています。2008~2010年に博物館として改装され、パノラマエレベーターと観覧車、桟橋が作られました。

そのインスタ映えする幻想的な景色が人気となり、世界的に有名となりました。テーマパーク内はライトアップされ、天井の鍾乳石と壁の模様によって別世界に来たように感じます。


【サリーナ・トゥルダの見どころ】


サリーナ・トゥルダには、インターネットで検索すると観覧車の写真が多く出てきますが、それだけではなく、下記も見どころです。

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・正面の入口
・フランツヨーゼフギャラリー(塩が採掘されたころに利用されていた入口)
・抽出のホール(ヨシフ塩山)
・エコーのホール(ヨシフ塩山の展望台)
・ミルのホール(塩の抽出に使われた機械(ミル)を見学できます。木で作られ、馬が動力として使われる機械。実際に使われた場所にまだ残っているのはヨーロッパでサリーナ・トゥルダだけ)
・祭壇と「金持ちの階段」
・テレジア塩山
・テレジア塩山の展望台
・ルドルフ塩山
・ルドルフ塩山の展望台
・ギゼラ塩山

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【サリーナ・トゥルダへの行き方】


サリーナ・トゥルダには二つの入口があります。正面の入口はドゥルガウという入口です。チケットはどちらの入口からでも購入できます。クルジュナポカからサリーナ・トゥルダまで専用バスで行くことができます。車で行くこともでき、その場合は、サリーナ・トゥルダの駐車場(1日5レイ=日本円で約150円)に止めることができます。


【サリーナ・トゥルダの料金】


入場料は大人の場合40レイ(日本円で約1,200)、子供や年配者20レイ(日本円で約600)です。毎日午前9時~午後4時まで入場できます。現地のガイドに案内されながらサリーナ・トゥルダを見学したい方は、入場料に加えて50レイ(日本円で約1,500)の追加料金を支払う必要があります。

【サリーナ・トゥルダの楽しみ方】


サリーナ・トゥルダに入ると107段の階段を下ります。階段を下りるとフランツヨーゼフギャラリーに到着します。その場所からエコーのホール、ミルのホールと抽出のホールに行けます。

一番下にある観覧車まで行くには、ルドルフ塩山の展望台からパノラマエレベーターか木造の階段で下りることができます。塩山の景色を少しでも長く楽しみたい人は、木造の階段で下りることをオススメします!

一番下に下りたらエレベーター、または木造階段でテレジア塩山の展望台に行けます。その展望台から「金持ちの階段」を上ると一つの祭壇と小さな展示会を見学できます。

興味のある方はサリーナ・トゥダの中にある湖で船に乗ることもできます。

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【呼吸器系の病気を患っている方にも人気】


塩は呼吸器系の病気に効果があると言われるため、サリーナ・トゥルダは治療所としても人気です。特別な治療を受けずに、ただ観光するだけでも体が癒されるそうです。

【サリーナ・トゥルダ】
★住所:Aleea Durgăului 7, Turda 401106
★HP:www.salinaturda.eu
Text & Photo by T.O


2019年8月29日

今年のイースターは4/28~4/30まででした。ルーマニア人の楽しみの一つはイースターエッグを食べることです。殻が赤く、少し酸っぱい味をしている卵は子供から大人まで多くの人に愛されています。しかし、中身は普通のゆで卵とあまり変わらないのに、なぜルーマニア人は卵をわざわざ赤く染めるのでしょうか?

伝説によると聖母マリアが磔刑されている最中の息子・イエスに会いに来た際、十字架にはりつけられて苦しんでいる息子を見て、手に持っていた籠を彼の足元に置きました。その籠の中には卵が入っていましたが、次第に卵がイエスの血で赤くなったそうです。その話からイエスの純粋な血で赤く染められた卵は犠牲の一つのシンボルになりました。

ルーマニア人は昔からイースターから昇天まで、40日間もかけて赤い卵を食べます。ペンキ等がなかった時代には卵を赤く染めるため、玉ねぎの皮や他の野菜の葉っぱが使われました。玉ねぎの皮でできた汁でゆでると卵の殻は茶色になります。

現在は玉ねぎの皮の代わりに、より染めやすい着色剤が使われます。卵用の着色剤は一袋約20円で、10個の卵を染めるために使えます。

赤い卵の作り方


#1 着色剤が綺麗につくように卵を洗剤で洗わなけばなりません。その後、大きな鍋で約20分、弱火でゆでます。



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#2 卵をゆでる間に違う鍋で着色剤を用意します。30個の卵を染めるため、着色剤3袋、お湯1.5リトルとお酢大さじ15が必要です。

着色剤の汁ができたあとで、ゆで卵を1個ずつ殻付きのまま沈めます。


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#3 着色剤がつくまで約5~10分ぐらいかかります。


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#4 赤く染めた後、卵をとり出して乾燥させます。


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#5 赤い卵を食べる時、割る前に特別な呪文をいう必要があります。


家族一人ずつ好きな卵を選んでペアに分かれて「Hristos a inviat!(ハリストス・ア・ウンヴィアトゥ!、意味:キリストが復活しました!)」と「Adevarat a inviat!(アデヴァラトゥ・ア・ウンヴィアトゥ!、意味:確かに復活しました!)」といいます。

この呪文はルーマニア人にとってイースターから昇天の間、「おはようございます」「こんにちは」と「こんばんは」の代わりの挨拶にもなります。



2019年5月 1日
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  • 特派員プロフィール
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    ブカレスト特派員
    T&O
    ブカレスト在住。日本人のTとルーマニア人のOが様々な視点から現地情報をお届けします! 現地にてルーマニアと日本のヒト・モノ・コトを繋ぐ会社「Japan Transit Platform SRL」を設立。 日本語レッスン教室を軸として翻訳、通訳、ガイド、日本企業とのコラボレーション等も受付けています。
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