寒がりが多い!?ルーマニア人

公開日 : 2016年01月17日
最終更新 :
筆者 : T&O

今年の日本は暖冬だと言われていますね。ルーマニアでは昨年の12月頃は暖かかったのですが、年末辺りから気温が下がってきました。北海道と同じ緯度にあることもあり、もともと寒い国であるルーマニア。冬には雪が降り積もるのは当たり前。今年も1月に入り雪が積もりました。

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日本人の私はもともと暑がりなこともあり寒いのは得意。寒い国にずっと住んでいるルーマニア人の方が、日本人の私より寒がりな人が多い気もしています。ルーマニア人の街中に出る時の格好の定番は、手袋をはめ、ダウンジャケットを着てブーツを履くのは当たり前。さらに多くの人がニットキャップやファーの付いた帽子を被っています。

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この国の面白い習慣?と言うか、良く見られる光景は、寒くなると皆、頭を隠すんです。先ほど書いたニットキャップやファー付きの帽子は男性も女性の被っており、さらに上着についているフードで頭を寒さから守ります。

なぜこのような光景なのか、ルーマニア人の妻に聞いてみたところ、寒さで鼻の筋やコメカミが痛くなるため、その予防として子どもの頃から親のしつけで、寒い日に外に出る際は帽子を被ることが徹底されているのだそうです。そのしつけにより、年を重ねてもその習慣が抜けていないのだとか。確かに日本人の私よりも鼻の高い人が多いルーマニア人。より寒さが身にしみるのかもしれません。

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またルーマニア人は、部屋に窓を開けたあとに、その部屋に居る事を避けます。これは窓から入る隙間風が、頭を痛くさせると信じられており、この国ではその隙間風のことを「クレント」と言います。私はあまり隙間風のことを気にしていないのですが、窓が空けられた部屋に居ると100%の確率で「クレントがあるからこの部屋から出て」と言われます。日本でもこのような隙間風にまつわる言い伝えのような話があるのかは知りませんが異国の文化や風習と言うのは面白いですよね。

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夏のルーマニアも素敵ですが、雪の積もるルーマニアもとても綺麗なので、寒い時期にこそ是非来て下さい。

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