ルーマニアの新型コロナウイルスの状況は?【2020年8月16日更新】
ルーマニアの新型コロナウイルスの状況は?【2020年8月16日更新】

ルーマニアでは、まだまだ新型コロナウイルスの感染状況は収束の見通しが立ちません。
ショッピングモールやスーパーマーケットなどの屋内、公共交通機関など、人がたくさん集まる場所ではマスクの着用が義務づけられていますが、欧州で感染者が増加していた一時期より警戒態勢はゆるくなっています。
警戒態勢がゆるくなったことにより、ここ2週間の感染者数の増加数が欧州で3番目、死者数においては最多となっています。以下、在ルーマニア日本大使館の発表です。
1.ルーマニア国内の状況 (1)8月14日13時時点での内務省傘下の戦略コミュニケーション・グループの発表によれば,ルーマニア国内での新型コロナウイルス感染者数は,累積68,046名,前日同時刻からの増加1,415名。また死亡者数は,合計2,904名,増加44名です。
集中治療を受けている患者が473名。他方,31,920名が治癒しました。
以上の統計は,ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/
index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127
欧州内の直近二週間の各国比較で,ルーマニアは,人口10万人当たりの感染者数で第三位(87.8人。最多はルクセンブルクで122.5人。次に,スペインが110.6人。),同死亡者数で最多(2.9人)となっています。
引き続き最大限の御注意をお願いします。
以前から増え続けている状況を受け、これまでマスクの着用が義務づけられていなかった屋外での着用が限定された地域や場所で実施されるようになりました。
屋外でのマスク着用が義務となっているのは旧市街のリプスカニ(Lipscani)、トラムやバスの停留所など人が多く集まる場所です。在ルーマニア日本大使館の発表のマスクの着用が義務となっている場所は以下のとおりです。
・旧市街地 ・開催中の市場・見本市・展示会
・公共交通機関の待機区域(STB〈トラム、バス〉停留所、CFR(鉄道)駅、バスターミナル)
町を歩いてみると以前そこにあったお店が閉店していたりと新型コロナウイルスの影響は避けられないようです。ルーマニアでは一部営業を再開しているお店がある一方、レストランはコロナ以前のような営業ができていません。テラス席のあるレストランの場合、その場で飲食することが認められていますが、テラス席が設置できない店舗に関してはテイクアウトのみの提供となっています。ショッピングモール内にある店舗もテラス席が設けられていない場合は基本テイクアウトのみです。
在ルーマニア日本大使館では日本からの渡航者に対し、以下のようなお知らせを出しています。
現下の状況で日本からルーマニアへの渡航を要する方又は関係者に同様の方がおありの方は、当大使館への御連絡をお勧めします。
【問い合わせ先】 在ルーマニア日本国大使館領事部 電話:+40-21-319-1890(大使館が閉館している時間は業務委託先へ転送されます) メール:consular@bu.mofa.go.jp
また、ルーマニア入国時には連絡先などを記入した宣誓書を提出する必要です。万が一、ルーマニアに渡航される方は以下の宣誓書の和訳をご活用ください。
ルーマニア語で書かれた書式に邦訳を付したものをリンク先としますので,参考にしてください。なお,新旧両様式が混在して使用されている模様ですので,ご注意ください。
ア 5月21日以降,現在の宣誓書書式和訳
https://www.ro.emb-japan.go.jp/files/100076255.pdfイ 5月20日以前,旧様式の宣誓書書式和訳
https://www.ro.emb-japan.go.jp/files/100076253.pdf
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