【ルーマニア】コロナウイルスによるマスク着用義務が5月15日から緩和!
ルーマニアのコロナウイルスのワクチン接種状況
ルーマニアでもコロナウイルスのワクチン接種は開始されていますが、接種率の高い国に比べるとそれほど進んでいません。
2021年5月16日時点で、1回目の接種が終了したのは約392万人。2回目の接種が終了したのは281万人とアナウンスされました。
参照元:DIGI24
5月15日からコロナウイルスの規制が緩和
ルーマニアでは昨年から外出制限と屋外・屋内においてマスクの着用が義務づけられていましたが、5月15日(土)からは、屋外でのマスク着用の義務が緩和されました。
公園や町を歩く際もマスクを着用しなくてもOKです。スーパーやモール、レストランなど屋内はマスク着用が義務づけられています。
地下鉄やトラム、バスなどに乗る際もマスクが必要で、駅で待っている際も着用しなければなりません。また屋外の市場でもマスクが必要です。屋外でのコンサートやイベントなどの開催は条件が定められています。
屋外でもマスクを着用しなければならないのは、人が密になる場所かどうかで判断するといいと思います。
マスクの着用義務はたしか昨年の7月頃からはじまったように思うので、約10ヵ月ぶり?にマスクなしでの外出が許可されました。
私も久しぶりにマスクなしで外出しましたが、これまでいつもマスクをつけていただけに外して歩くことに少し違和感がありました。
今後、感染者の増加によって再びマスク着用の義務が開始される可能性もあるため、引き続きルーマニア政府の発表に注視したいところです。
在ルーマニア日本大使館からの通知
以下、5月19日に在ルーマニア日本大使館から通知された内容です。
5月15日からの主な緩和措置
ア 市場,公共交通機関及びその駅(また,ブカレスト市においては,学校から50m以内)を除き,屋外でのマスク着用義務を解除。
イ 午後22時から午前5時までの夜間外出禁令を解除。
ウ 商店の閉店時間を21時までとしていたことを解除。
エ 直近14日間の人口1,000人あたりの新規感染者数が3人以下の場合,レストラン,バー,コーヒーショップ等(宿泊施設内の同様の施設も含む)の屋内及びテラス席での営業は,午前5時から午後24時まで可。
オ 屋外でのスポーツイベントの観客数は25%の人数まで可。ただし,ワクチン接種から10日経過したことを証明する文書または72時間以内に取得した新型コロナウイルス陰性証明があること。
カ 屋外でのコンサート等文化行事の観客は最大500人まで可。ただし,マスク着用,ワクチン接種から10日経過したことを証明する文書または72時間以内に取得した新型コロナウイルス陰性証明があること。
キ ジム・フィットネス施設の利用は,直近14日間の人口1,000人あたりの新規感染者数が3人以下の場合,50%の人数まで可。また,全員がワクチン接種をしている場合は,70%まで可。
今なら日本からルーマニアに渡航できる?
ワクチンの接種が開始され、ルーマニアではマスクの着用義務が緩和されましたが、ご存じのとおりコロナウイルスが収まったわけではありません。
外務省の海外安全ホームページの発表では、ルーマニアの感染症危険レベルは3となっています。レベル3は「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」なので、まだまだ渡航できるレベルにはないようです。
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