あれから1年
３．１１はハンガリーで迎えました。
衝撃のニュースを知ったのは我が家で語学レッスン中。
慌てて日本の家族に連絡を取るもなかなかつながらない。
連絡の取れた実家のとなりに住んでいる幼馴染に我が家の様子を覗いてもらったり、
なんとか家族と話せた時の安堵感、今でも鮮明に思い出します。
日本を離れて生活をしている日本人誰もが、映し出される映像やニュースの前で
ただただ祈ることしか出来ない現実と日本の惨状とは裏腹、
自分達の住む街のいつもと変わらぬ日常の風景をあれほど無常に
感じたこともなかったのではないでしょうか。
ハンガリーもそれから次次とチャリティーコンサートやチャリティーオークションが
日本のために開催されました。
多くのハンガリー人や友人、旅行客までが日本人と知るとあたたかく声を掛けてくれました。
あれから1年。
平凡な一日一日を過ごすことのできる幸福をかみしめないではいらない節目の一日に
なりそうです。
東北の早期復興と犠牲者の方々のご冥福を祈りつつ、世界が平和であることを願って。
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