捨てる物あれば拾う者あり
ハンガリーでは年に１度ペースで「粗大ゴミの日」がエリアごとにやって来ます。
１週間前くらいに「粗大ゴミの日」のお知らせがポストにもアパートの掲示板にも。
この数年でいろいろな電化製品が壊れて行きました。。。
特にハンガリーで購入した日本メーカー以外のものが。
掃除機２台、ラジオ、なんちゃってバーミックス（たった２年で煙が出て来た！）
アイロン台から落下したアイロン、カルキの強さのせいか突如動かなくなった加湿器等々。
ゴミの捨て方は、指定日前日くらいから誰かがゴミを捨て始め集まった場所。
かなりザックリです。来た当初はもっと前からゴミが捨てられてましたが最近は
直前になり捨てる傾向にあるような気がします。
恐らく、そのゴミ目当てで人が集まって来てしまうのを極力避けるため。
このソファも狙っていた人が居たようで昼には人が座りお迎えを待っていました。
今朝、散歩ついでに見たら居なかったので他にもっとめぼしいものを見つけたのかも。
我が家は指定日の夜２１時頃そっと出す事に。ガレージから第一弾を運び出し、
第二弾を運んでいると早くも暗闇からぬっ〜〜と人が現れました。
アッという間に彼らの手の中に。。。
パートナーは、第三弾目は手渡しか？！と覚悟を決めていたようですが一応捨てたのを
見計らい即回収されて行きました。
我が家ではもう修理不能と判断しましたが、部品を分解したり修理して利用するようです。
ある人にとっては不要品でもある人には利用する価値あり。
よくアパートのゴミ置き場でも洋服や靴は敢えてゴミ箱の上に置いてあるのをよく見かけます。
欲しかったら持ってっての意。
今朝は粗大ゴミ目当てで十数人の人が自宅前のゴミの山をウロウロ。
最後は本当に誰もが不要となったものだけが粗大ゴミとして回収されて行きます。
すっかり綺麗に元に戻った通りを見てある意味、合理的&地球に優しいのではと思った日でした。
観光で通りいっぱいにたくさんのゴミの山を見かけてもそれは「粗大ゴミの日」ですのであしからず。
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