エレガントに咲き誇る*聖霊降臨祭のバラ「Pünkösdi rózsa」

公開日 : 2014年06月08日
最終更新 :
筆者 : Shuri

今日は「聖霊降臨祭」のため、祝日のハンガリー。

イースターから50日後に使徒たちの上に聖霊が降りてきたことを記念する

キリスト教の祝祭日です。

ハンガリー語で、「Pünkösd (プンクシュドゥ)」 と言います。

イースターが移動祝日のため、聖霊降臨祭も毎年日付が変わります。

明日も「Pünkösd hétfő (聖霊降臨祭の月曜日)」 でお休みになるため、

ハンガリーは3連休です!

ハンガリーではちょうどこの頃、 「Pünkösdi rózsa (プンクシュディ ロージャ)」

"聖霊降臨祭のバラ" と呼ばれる、華やかで美しい花が見頃をむかえます。

学名は「Paeonia」、英名は「Poeny」。日本では「ピオニー」、

または「芍薬 (シャクヤク)」という名で昔から親しまれています。

美しい女性を「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と、例える表現もありますよね。

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友人のお庭からお裾分けしてもらった、満開のPünkösdi rózsa

コロンとした丸いつぼみから、フリルのような花びらが次々と開き出て

つぼみからは想像が出来ないほど、ふんわりとゴージャスな花を咲かせます。

大きさは、大きいもので女性の手にすっぽりと収まるほど。

お花からはふわっとバラのような香りが漂い、とってもエレガント!

...と熱くなってしまいましたが、私はこのPünkösdi rózsaが大のお気に入り。

この時季になると使い始める香水も、このお花の香りです。

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"妖精から生まれた花" とも言われているのだとか

さて、この時季に Pünkösdi rózsa を見ることができる場所なのですが

ブダペストで一番可能性が高いのは、個人宅のお庭。

ブダの住宅街を歩いていても、柵越しによく見かけます。

次にお庭があるレストランやカフェ。中心街ではやはり、お花屋さんかな。

最後になりますが、ハンガリーには Pünkösdi rózsa をタイトルとした民謡があります。

タイトルは「Két szál pünkösdrózsa (2本のPünkösdi rózsa)」

きみの赤いほっぺも、笑った顔も好き!というかわいらしい内容です。

こども向けのアニメーションと一緒に、ハンガリー民謡をお楽しみください!

(6月お題"お花")

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