世界遺産アンドラーシ通りで大規模な火災が発生!

公開日 : 2014年07月17日
最終更新 :
筆者 : Shuri

15日(火)の午後、ブダペストで大きな火災がありました。

火事があったのは、世界遺産に登録されている Andrássy út (アンドラーシ通り)の一部、

1882〜84年に建設された歴史ある建物「Kodály körönd palotája」

現場の様子 (写真)

現場の様子 (動画)

4階建ての建物の3階部分、数千平米が焼失してしまいました。

住人40名は無事非難し、現在は区からの援助を受けて避難生活を送っています。

これまで6年もの間、修復工事をしてもらえなかった住民たちは

何年にも渡り区に訴えかけてたそうです。

火は110名の消防士と30台の消防車での作業により、21時頃無事消火されましました。

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雪が積もった冬の姿も美しかった Kodály körönd palotája

火災があった当日、嵐で壊れてしまった屋根の修復工事をしていたことが分かりました。

問題になっているのは、区は工事を請け負っていた会社との契約を

昨年、解消していたということ!

契約を解消した理由は、何も仕事をしなかったからだそうです。

それなのになぜ、今頃になって屋根の修復工事をしていたのか...

またこれだけの大規模な工事であれば、大人数で作業にあたらなければならないことや

必要のない作業をしていたと考えられると、専門家は話しています。

当日現場に確実にいたとされるふたりの職人が取り調べを受けましたが

昨日、釈放されました。

現場では火が出るような作業をしていたとのことで、工事中の事故だったのか

それとも放火だったのか、現在も調査が続いています。

またこの火災により、105番バスと地下鉄1号線は、

Kodály körönd 駅を通過する形で運行しています。

この辺りは一駅区間がとても短かいため、徒歩でも移動できますのでご安心ください。

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