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アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ 旧特派員 bonita

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2009年8月27日

アルゼンチンの旅はここから〜エセイサ国際空港〜


アルゼンチンの旅はここから〜エセイサ国際空港〜

地球の裏側から¡Buenas Tardes! ヨーロッパとラテンの雰囲気が美しく調和する南米のパリ・ブエノスアイレスから、アルゼンチンの旅情報や旬な話題をお伝えしていきます。


 トランジットを含め30時間前後の空の旅。アルゼンチンは、日本から最も遠い国です。けれど、パタゴニアやイグアスの滝などの壮大な自然と、タンゴやフォルクローレなどの文化に魅せられて、毎年多くの日本人観光客が訪れます。お目当てはサッカー!という人も少なくありません。


 海外からの観光客がまず降り立つのが、アルゼンチンの空の玄関口、エセイサ国際空港。飛行機が着陸に成功したその瞬間、乗客たちが拍手喝采をするのは、アルゼンチンの(あるいはラテンアメリカの)習慣のようです。中には、互いにハイタッチで喜び合う人もいます。長い長いフライトの鬱憤を、あなたもぜひこの瞬間に晴らして下さい。


 「ミニストロ・ピスタリーニ国際空港(Aeropuerto Internacional Ministro Pistarini)」というのが正式名称ですが、この名称で呼ぶ人はまずいないので覚える必要はありません。けれど、知っているとアルゼンチン通としてデカイ顔ができるかもしれないので、一応書いておきます。


 ちなみに、これまたついでに書いてしまいますが、ピスタリーニというのは空港建築の法案を通した建築大臣の名です。アルゼンチンでは、歴史上の偉人の名を、通りや駅の名前にすることが多いのです。特に、アルゼンチン独立運動の主導者の一人であり、また国旗の制定者として知られるベルグラーノ将軍の名は引っぱりだこ。ベルグラーノ通り、ベルグラーノ駅、ベルグラーノ地区、ベルグラーノ村などなど・・・その名を聞かずにアルゼンチンは歩けまい、と思うほどです。


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▲エセイサ国際空港。国際空港にしては小規模、でもなかなか近代的な建物です。

 さて、飛行機を降りたらいよいよ入国です。アルゼンチンの入国審査は、これでいいのかと心配になるほどあっけないもの。特に、アメリカを経由して入国する人は拍子抜けしてしまうかもしれません。でもここで気を抜かないように!海外からの観光客にとって最大の難所、「通関」を無事に通ることができるかに全神経を集中させましょう。


 「1年勤めたら家が建つ」と噂されるほど、通関での盗みや賄賂の要求が横行しているエセイサ国際空港。X線を通しているわずかな間に中身を盗み出す、「abrevalijas」という手口が問題になった時期もあります。日本人観光客なら、荷物を開けるよう指示されることもありますが、係員が中身を確認している間、その手元から視線をそらしてはいけません。荷物が複数個ある場合、必ず1個ずつ検査を受けましょう。最初の荷物を閉めるまで、次の荷物を開けてはいけません。


 日常使用している物を持ち込んでも、原則的に課税されないことになっています。でも、例えばノートパソコンなどの精密電子機器は、通関で「餌食」になることがあります。輸入販売用の新品でなければ課税はされないはずなのに、課税対象だから金を払えと言われるのです。困り果てた観光客が「袖の下(つまり賄賂)」を出してくれることを期待している場合もあります。私の友人の場合、なんと[たまごっち]に課税されそうになりました。スムーズに通関を通ることが出来るか否かは、通関の職員によって、あるいは職員のその日の気分によって違います。こうなったらもう、運を天に任せるしかない?


 面倒だから「袖の下」を渡しちゃう、という人もいるようですが、持ち込み禁止の物、あるいは課税対象の物ではない限り、毅然とした態度で切り抜けましょう。「日本人=お金になる」と思われては、他の日本人観光客に迷惑をかけることにもなります。


 食品の持ち込みには規制があるので、特に気をつけなくてはなりません。梅干しを持ち込もうとしたら100ドル請求された、という話を耳にしたことがあります。(これもつまり「袖の下」を要求されているのですが)アルゼンチンでも多少の日本食材は手に入るので、食品は持ち込まない方が無難です。梅干しがなくては旅が出来ないという人は、ブエノスアイレス市内の日本食材店で購入して下さい(下記参照)。


 何も盗られることなく、そして賄賂を要求されることもなく、無事に通関を通り過ぎることが出来たら、自動ドアを抜けて到着ロビーへ・・・!思い切り気持ちが緩みそうな瞬間ですが、まだ安心してはいけません。ブエノスアイレス市内への移動の時、ちょっとしたトラブルに巻きこまれてしまうケースがあるからです(次回記事[どうする?空港からブエノスアイレス市内への移動]につづく)。


■外務省海外安全ホームページ/アルゼンチン(通関に関する情報もコチラ)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4_S.asp?id=241


■ Casa Japonesa/カサ・ハポネサ (日本食材が必要になったなら)
住所:Venezuela2132

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カテゴリー 旅行・ツアー・ホテル
2009年8月27日
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      2008年夫とともにアルゼンチンへ。南米のパリ・ブエノスアイレスにて10年ぶりの学生生活を楽しみながら、広大なアルゼンチンをいかに効率よく旅するかを模索中。ポルテーニョ(ブエノスアイレスっ子)に人気のレストランやカフェ、アルゼンチンブランド、おもしろスポットやエンターテイメント情報などを中心にレポート!

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