国民的歌手、メルセデス・ソーサにさよならを・・・

公開日 : 2009年10月05日
最終更新 :
筆者 : bonita

アルゼンチンの国民的フォルクローレ歌手、メルセデス・ソーサさんが

腎臓と肝臓の機能不全により死去されました。74歳でした。

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メルセデス・ソーサとクリスティーナ・キルチネル大統領/Foto by AP通信社

メルセデス・ソーサさんは、アルゼンチン北西部トゥクマンの生まれです。

1960年代半ば、歌手として活動を始め、1973年に発表したアルバム

「Mujeres Argentinas(アルゼンチンの女たち)」で、

フォルクローレ歌手としての不動の地位を得ました。

アルゼンチンが軍事独裁政権下にあった1970年代後半には

フランスやスペインへの亡命を余儀なくされたものの、

1982年の民政化とともに帰国。それ以降、アルゼンチンだけでなく

ラテンアメリカ、そして世界中で活躍を続けてきました。

私自身、ここアルゼンチンで何枚も彼女のCDを購入しました。

特に、ミサ・クリオージャを歌う彼女の歌声に聞き惚れました。

「アルゼンチンの声」と呼ばれ、国民から愛されたメルセデス・ソーサ。

彼女の亡きがらは今、国会議事堂にうつされ

多くの市民たちが、彼女にさよならを言うために訪れています。

ご冥福を、お祈り致します。

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