観光バスに乗ってブエノスアイレスを知り尽くそう!

公開日 : 2009年10月24日
最終更新 :
筆者 : bonita
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最近、ブエノスアイレス市内で

こんなバスを見かけるようになりました。

黄色の車体に、

【Gobierno de la Ciudad de Buenos Aires】の文字。

これは、ブエノスアイレス市が運行する観光バスです。

1日券25ペソを購入すれば、

市内の名所を音声ガイド付きで巡ることが出来ます。

私たちも早速このバスに乗ってみました。

市内在住者なら18.75ペソ。

これがなかなか面白かった!

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    フロリダ通りが始まるあたりから出発。

朝9時の始発から夕方5時頃まで、

だいたい30分間隔で出発しています。

ブエノスアイレス市内の有名どころを、

およそ3時間かけて巡るバスの旅です。

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「おっ!各国の言語で音声ガイドを聞くことが出来るんだ!」

 と思いきや、スペイン語の他はポルトガル語・英語しか聞くことが出来ませんでした。

ブエノスアイレスに住んで1年とちょっと。

今さら名所めぐりなんて、つまらないかも・・・

そう思っていたのだけど、これがなかなか楽しめます。

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オベリスコも、高い位置から見るとまた違った姿に見えます。 これが農木省の建物だったなんて知らなかった!

1年も住んでいるのに、

じっくり見たことのない場所がけっこうあるんだなあ。

久しぶりに観光客の気分になって、

ブエノスアイレスを眺めてみるのも悪くない。

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     Casa Rosada(カサ・ロサーダ/大統領府)

アルゼンチンが誇る女性大統領、クリスティーナ・キルチネル。

彼女が政治手腕を発揮している大統領府の横を通り過ぎ・・・

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     プエルト・マデロの夕焼け。

高層マンションが建ち並ぶ、

ブエノスアイレスの新しい名所プエルト・マデロ。

赤煉瓦の倉庫街の雰囲気は横浜っぽい。

東京で言うならばお台場のような場所です。

音声ガイドの説明によれば、

この地を埋め立てる都市計画が持ち上がった際に

街のデザインを公募。

見事そのコンクールを制した人の名がマデロさんなんだとか。

ふ〜ん・・・。

知っていても何か得するワケではない知識も

この観光バスで得ることが出来ます。

Av.de Mayo(5月通り)を、颯爽と走っていく観光バス。

ひときわ目を引くこの堂々とした建物は、国会議事堂です。

目の前の広場には、路上生活者の姿も多く・・・

この国会議事堂に出入りする政治家たちは、

彼らの姿をどんな気持ちで見るのでしょう。(あるいは、目に入らない?)

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国会議事堂。国民的歌手メルセデス・ソーサさんの遺体が一時安置された場所でもあります。

その他、ブエノスアイレスの下町サンテルモ地区や、

カラフルでポップな街並が目に眩しいボカ地区にも。

また、各国の大使館や大使公邸が建ち並ぶパレルモ地区、

緑美しいパレルモ公園、エビータ像のあるレコレタ地区などなど。

3時間ほどのコースはかなり充実しており、

ブエノスアイレスの全てを知り尽くすことが出来ます。

途中降車、途中乗車が可能なので、

気になる場所で降りて観光してもよし。

観光バスの2階席から撮った動画です。

実は、市が運行するこのバスの他にも

一般のバス会社が運行する観光バスもあります。

2時間ほどかけて、同じようなコースを巡るのですが、

運賃はひとり70ペソ(市内をたっぷり巡る2コースを併せた値段)で

市が運行するバスの運賃の2倍以上。

そのためか、市が運行する黄色の観光バスを選ぶ人が多く、

バス乗り場にはいつも長蛇の列ができています。

乗客の少ない午前中がオススメです。

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☆観光バスは、フロリダ通り0番地から出発しています。

 観光バスの情報、その他ブエノスアイレス観光に関することなら!

〈Gobierno de la Ciudad de Buenos Aires〉

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 「犬と私とブエノスアイレス」ビーグル犬と暮らすブエノスアイレスでの毎日。

 「ラテンの雑貨とアンティーク」骨董の最後の秘境・ブエノスアイレスで出会った、レトロでカワイイ雑貨たち。

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