観光バスに乗ってブエノスアイレスを知り尽くそう!
最近、ブエノスアイレス市内で
こんなバスを見かけるようになりました。
黄色の車体に、
【Gobierno de la Ciudad de Buenos Aires】の文字。
これは、ブエノスアイレス市が運行する観光バスです。
1日券25ペソを購入すれば、
市内の名所を音声ガイド付きで巡ることが出来ます。
私たちも早速このバスに乗ってみました。
市内在住者なら18.75ペソ。
これがなかなか面白かった!
フロリダ通りが始まるあたりから出発。
朝9時の始発から夕方5時頃まで、
だいたい30分間隔で出発しています。
ブエノスアイレス市内の有名どころを、
およそ3時間かけて巡るバスの旅です。
「おっ!各国の言語で音声ガイドを聞くことが出来るんだ!」
と思いきや、スペイン語の他はポルトガル語・英語しか聞くことが出来ませんでした。
ブエノスアイレスに住んで1年とちょっと。
今さら名所めぐりなんて、つまらないかも・・・
そう思っていたのだけど、これがなかなか楽しめます。
オベリスコも、高い位置から見るとまた違った姿に見えます。 これが農木省の建物だったなんて知らなかった!
1年も住んでいるのに、
じっくり見たことのない場所がけっこうあるんだなあ。
久しぶりに観光客の気分になって、
ブエノスアイレスを眺めてみるのも悪くない。
Casa Rosada(カサ・ロサーダ/大統領府)
アルゼンチンが誇る女性大統領、クリスティーナ・キルチネル。
彼女が政治手腕を発揮している大統領府の横を通り過ぎ・・・
プエルト・マデロの夕焼け。
高層マンションが建ち並ぶ、
ブエノスアイレスの新しい名所プエルト・マデロ。
赤煉瓦の倉庫街の雰囲気は横浜っぽい。
東京で言うならばお台場のような場所です。
音声ガイドの説明によれば、
この地を埋め立てる都市計画が持ち上がった際に
街のデザインを公募。
見事そのコンクールを制した人の名がマデロさんなんだとか。
ふ〜ん・・・。
知っていても何か得するワケではない知識も
この観光バスで得ることが出来ます。
Av.de Mayo(5月通り)を、颯爽と走っていく観光バス。
ひときわ目を引くこの堂々とした建物は、国会議事堂です。
目の前の広場には、路上生活者の姿も多く・・・
この国会議事堂に出入りする政治家たちは、
彼らの姿をどんな気持ちで見るのでしょう。(あるいは、目に入らない?)
国会議事堂。国民的歌手メルセデス・ソーサさんの遺体が一時安置された場所でもあります。
その他、ブエノスアイレスの下町サンテルモ地区や、
カラフルでポップな街並が目に眩しいボカ地区にも。
また、各国の大使館や大使公邸が建ち並ぶパレルモ地区、
緑美しいパレルモ公園、エビータ像のあるレコレタ地区などなど。
3時間ほどのコースはかなり充実しており、
ブエノスアイレスの全てを知り尽くすことが出来ます。
途中降車、途中乗車が可能なので、
気になる場所で降りて観光してもよし。
観光バスの2階席から撮った動画です。
実は、市が運行するこのバスの他にも
一般のバス会社が運行する観光バスもあります。
2時間ほどかけて、同じようなコースを巡るのですが、
運賃はひとり70ペソ(市内をたっぷり巡る2コースを併せた値段)で
市が運行するバスの運賃の2倍以上。
そのためか、市が運行する黄色の観光バスを選ぶ人が多く、
バス乗り場にはいつも長蛇の列ができています。
乗客の少ない午前中がオススメです。
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☆観光バスは、フロリダ通り0番地から出発しています。
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〈Gobierno de la Ciudad de Buenos Aires〉
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「犬と私とブエノスアイレス」ビーグル犬と暮らすブエノスアイレスでの毎日。
「ラテンの雑貨とアンティーク」骨董の最後の秘境・ブエノスアイレスで出会った、レトロでカワイイ雑貨たち。
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