アマゾンの中のホテル*Hotel La Cantera

公開日 : 2009年11月28日
最終更新 :
筆者 : bonita

ずっと昔、私がまだ中学生だった頃、

地理の教科書で目にしたアマゾンの写真。

世界最大面積を誇る熱帯雨林・アマゾンは、

二酸化炭素を吸収する量が多いため、「地球の肺」とも呼ばれています。

  そのアマゾンに、今、私はいるんだわ!

妙な感動がこみ上げてくるのは、

宿泊したホテル【Hotel La Cantera】が、

まさにアマゾンのジャングルの中にあるからです。

▲広がる熱帯雨林の端っこに位置するホテルです。

▲ロッジまで続く遊歩道。

 イグアス国立公園のような雰囲気ですが、もちろんホテルの敷地内です。

 夜はこの遊歩道の周りを、無数のホタルが舞っていました。

フロントのある母屋からそれぞれのロッジまで、

木々の香りを胸いっぱいに吸い込みながら遊歩道を歩きます。

亜熱帯・沖縄生まれの私にとって、

高温多湿のジャングルの中は、なんだかとっても落ち着くのです。

▲部屋の窓からも、ジャングルの木々が見えます。よく眠れそう!

▲ガラス張りの浴室は広々として使いやすかったです。

ジャングル側の部屋は、

他の部屋より100ペソほどお値段が上がりますが、

部屋から木々を眺めたかったので

ジャングル側にしてもらいました。

郊外のホテルに宿泊すると、夕食をとるために

市内へ出なくてはならないのが面倒です。

でも、オープンしてわずか3カ月のこのホテル、

ただいまプロモーション中で

1泊につき2食(朝食・夕食)付き!

▲お食事もワインも、どれも美味しくいただきました。

▲夕食の間、ギター片手に歌ってくれるおじさん2人組。

 タンゴ曲やフォルクローレまで、たっぷり堪能しました。

▲支配人のRamiroさん。

 このホテルのアットホームな雰囲気、従業員の心配りは

 他の宿泊客も絶賛していました。

もちろん、プールもあります♪

部屋の鍵には、グアラニー族が彫った木製ホルダーが付いていました。可愛い♪

旅行2日目の朝。

朝食をとるために母屋のレストランへ。

熱帯のフルーツが中心でとても美味しかったです。

▲生ハムなどもあるので、ガッツリ食べたい人でも大満足の朝食。

迎えのレミースが来るまで、

ホテルの敷地内を散歩することにしました。

敷地内といっても、ここはジャングルの中!

ちょっとした冒険気分で出かけます。

▲映画『大脱走』でおなじみ、

 ♪大脱走のマーチ♪を口ずさみながらジャングルを行進!

 どうでもいいけど、エルバー・バースタインが作曲したこの曲、

 本当はラブ・ソングなんですって。

▲「隊長!アリの巣を発見しました!」「でかした!」

▲さらにジャングルの奥へ!しつこいようですが

 これ、ホテルの敷地内です。

ジャングルの木.jpg

これほど育つまでに、一体どれほどの月日が流れたのでしょう。

熱帯雨林は、1967年頃と比較しておよそ20%消失しています。

アマゾンの森林伐採も年々深刻化しており、

WWFは、2030年までに最大で

60%のアマゾンの熱帯雨林が破壊され、

この影響で二酸化炭素の排出量が

555億トンから969億トンにまで増える可能性がある、

と報告しています。

「地球の肺」と呼ばれる、アマゾンの熱帯雨林。

このジャングルが深刻な肺炎になってしまう前に、

私たちに出来ることから始めていかなくては。

でも、一体私に何が出来るんだろう・・・・・。

そんな複雑な思いで、大木に触れてみました。

手の平に、木の息吹が感じられるようです。

*ホテル情報*

【Hotel La Cantera】 

3棟のロッジには、それぞれ8部屋あります。

つまり、2009年11月現在、24つの部屋しかありません。

少人数の宿泊客で広々とした敷地を使用するこの開放感は格別!

でも、今後80部屋前後まで増やす予定とのこと。

■遊歩道側の部屋

       (シングル)/110USD (ダブル)/145USD

■ジャングル側の部屋

       (シングル)/155USD (ダブル)/175USD

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