ブエノスアイレスの住宅事情〜一戸建ての場合〜
ブエノスアイレスの住宅事情。
今回は、一戸建てに住む一般家庭にお邪魔しました。
ブエノスアイレスの一戸建ては、
「チョリソ」と呼ばれる、かなり奥行きのある
細長い造りになっている家が多いです。
中庭があり、その庭を囲むように部屋があります。
今回お邪魔したのは、夫の友人(整形外科医)の家。
ここは、彼の自宅兼診察所です。
▲気持ちのいい中庭。緑色のドアが素敵です。
この家が建てられたのは1889年。
もう121年も前のことです。
アルゼンチンに移民してきた彼の祖父母が手に入れ、
一家で住み続けてきた思い出いっぱいの家。
だから、家具や装飾品も、当時から使われている物ばかり。
アンティークに囲まれた暮らしです。
▲リビング。このテーブルも、壁に飾られたお皿も、かなりの年代物です。
▲キッチン。移民時代に使われていたコンロもありました。
アンティークに囲まれて育ってきたからか、
彼自身もアンティークの品々を収集する趣味があります。
特に熱心に集めているのが、アンティークスプーン。
1000本は軽く超えるだろうと思われるコレクションの数々を見せてもらいました。
▲家の壁という壁に、このようにスプーンが飾られているのです。
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