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アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ 旧特派員 bonita

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2010年6月 3日

アルゼンチン建国200年を祝う(前編)


アルゼンチン建国200年を祝う(前編)





国旗のピン.jpg



ピンのコレクターである私のコレクションのうち、
このところ最も活躍したピンが写真の2つです。
アルゼンチンに対する愛国心を表すため、
国旗のピンを襟元に付けている人たちをよく見かけた先週末。
アルゼンチン建国200年を祝う数々の祭典やイベントが行われました。




建国200年(3)






主会場となった7月9日通り(Av. 9 de Julio)と5月通り(Av. de Mayo)は
たくさんの来場者で賑わいました。


建国200年(1)




建国200年(2)


▲アルゼンチン国内の各地域のブースでは、観光案内パンフ等を無料配布。


建国200年(8)


▲アンティークカーパレード、民族パレードも。




アルゼンチンに住む私たち外国人にとっても、
この国の200年という歴史を知ることが出来るよい機会になりました。
移民国家として始まり、
かつてはかなりの国力を誇っていた輝かしい時代もあったアルゼンチン。
でも、そんな時代ばかりが続いてきたのではありません。


1976年、クーデターにより成立した軍事政権下、
およそ3万人(26万人という説も)の一般市民が
秘密警察により拷問、誘拐、そして殺害されました。
この中には、14人の日系人も含まれていると言われています。
軍の弾圧によりたくさんの若者が姿を消しましたが、
「鉛筆の夜」と呼ばれる、高校生たちに対する弾圧もありました。
行方不明となった若者たちの母親たちは、
「5月広場の母」という会を結成し、この行方不明事件の解明を求めて
30年間、抵抗行進を続けてきました。(2006年3月に最後の行進を行った)



(↓)の写真は、「5月広場の母」そして「祖母の会」が
その消息をさがし求めてきた、息子や娘たち、孫たちの写真です。


建国200年(9)




次の100年、そしてこれから先もずっと、
このような暗い歴史を繰り返すことなく、平和なアルゼンチンであって欲しい。
そう願ってやみません。


建国200年(10)




さて。午前中は人が少なかったのですが、午後になりどんどん来場者が増えてきました。
ブエノスアイレスの人口密度はおよそ12人/㎢で、
これは東京都の人口密度とほぼ同じです。
この日の7月9日通りは、まるで隅田川の花火大会のような雰囲気。
カフェテリアに入ってコーヒーを1杯・・・と思っていたのに、
会場近くのカフェテリアもレストランも、どこもお客さんでいっぱい。
発熱のせいで体もだるいし、コーヒーはホテル内のレストランでいただくことにしました。
ここ【Hotel Caesar Park Silver BsAs Obelisco】のレストランは、
ブエノスアイレス市内のレストラン情報が満載の〈Guía Oleo〉 でも
なかなか評判がいいんですよ♪
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建国200年(11)




建国200年(13)




建国200年(12)






部屋に戻ってバルコニーに出てみたら、人・人・人!
このあたりは地下鉄の3つの駅が集まっているのですが、
出入り口付近はもう人でいっぱい。
メインステージでコンサートが始まる頃には、
その道幅が世界1とも言われている7月9日通りは
人々で埋め尽くされていました。


建国200年(14)
建国200年(16)




建国200年(15)






前日の豪雨で延期になったプログラムも、今日このステージで行われるというので、
病気の体にむち打って(?)、バルコニーから鑑賞します。
しかもこの日は、サッカーの国際親善試合(アルゼンチンvsカナダ)も行われ
その様子が会場内の大型モニターで放送されていました。
アルゼンチンチームがシュートを決める度に、会場は大きな歓声に包まれます。


建国200年(17)






夜になり、ますますヒートアップするアルヘンティーノたち。
時計の針が5月25日0時0分を指したとき、アルゼンチン国歌が流れ
会場を埋め尽くしていたアルヘンティーノたちの大合唱が始まりました。
今、この時、アルゼンチンが独立を果たしてから200年目を迎えたのです。




▲国歌を大合唱した後、お約束のように花火がひゅるひゅる〜・・・


「¡Libertad! ¡Libertad! ¡Libertad!/自由よ!」と、心を一つに大熱唱する人々。
個人主義と言われるアルゼンチン人だけど、こういう時の結束力といったらスゴイ。
彼らのこのエネルギーが、スペインからの独立、アルゼンチンの黄金期を築き、
市民革命的に数々の政権を樹立させたり倒したり、
200年という歴史を作り上げてきたんだなぁ。


建国200年(23)






夕ご飯を食べに行きたかったけど、たぶんどこのレストランもいっぱい。
だから、ルームサービスを頼むことにしました。
このホテルのレストランは、パリジャーダが美味しいと有名です。
でも、お肉ってキブンじゃないしなぁ。
そこで、夫はクラブサンドイッチ、私はパスタをオーダーしてみました。


建国200年(20)




建国200年(19)




もちろん、ビールもね♪
パスタもサンドイッチも、「おッ!」と思うほど美味しかったです。
そしてこの夜は、夜通し音楽コンサートを楽しみました。


建国200年(18)


▲寒くなってきたので、部屋の中で。


私は最後まで楽しみましたが、
年齢的に夜遊びが出来ない夫は、先にグーグー寝てしまいました。
・・・・・これだけ大音量の音楽が聞こえてくるのに、よく眠れるわね。




                   →次回記事につづく



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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2010年6月 3日
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      bonita
      2008年夫とともにアルゼンチンへ。南米のパリ・ブエノスアイレスにて10年ぶりの学生生活を楽しみながら、広大なアルゼンチンをいかに効率よく旅するかを模索中。ポルテーニョ(ブエノスアイレスっ子)に人気のレストランやカフェ、アルゼンチンブランド、おもしろスポットやエンターテイメント情報などを中心にレポート!

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