ブエノスアイレス近郊の旅〜州都ラ・プラタ市〜
▲ラ・プラタの観光はモレノ広場から。ここはラ・プラタ市民の憩いの場。
東京は、日本の首都でもあり、東京都の都庁所在地でもあります。
一方、連邦共和制国家としてのアルゼンチンの首都はブエノスアイレスですが、
ここはどこの州にも属しておらず、いわば特別区として扱われています。
ブエノスアイレス州の州都は、
首都ブエノスアイレスから北西に65km、人口およそ54万人のラ・プラタ市(La Plata)です。
ラ・プラタ市がその開設を正式に宣言されたのは、1882年11月19日のこと。
1952年に、一時「エバ・ペロン市」と名称を改められたものの、
わずか3年で元の名称に戻ったという経緯があります。
研究学園都市であるつくば市のように
州の行政機関と大学を設置する目的で開かれた計画都市であるため、
整然とした街並み、碁盤目状の通りが特徴的。
道の名前は、ワシントンD.Cを真似てアルファベッドと数字で呼ばれています。
街の中心は、カテドラルや庁舎のあるモレノ広場。
恐竜の化石やアルゼンチン北部で発見されたミイラが展示されている自然科学博物館、
世界中の人形を集めた人形博物館のある子どもの国など、見所もたくさんあります。
今回は、カテドラル(大聖堂)を見学することにしました。
ステンドグラスから差し込む光が、この神聖なる場所をより荘厳な雰囲気にしています。
カトリック信者の多いアルゼンチンでは、大きな街には立派な大聖堂があり
日常的な風景として、熱心に祈りを捧げる人々の姿があります。
ここラ・プラタのカテドラルには、半地下部分に展示室があり、
石の棺や古いマリア像などが展示されています。
このカテドラルを修復した際の様子も、当時の写真で知ることができます。
また、塔の上部を見学するツアー(西語・英語)も人気です。
☆ラ・プラタ市への行き方
レンタカー/Autopista Dr.Ricardo Belbin を走っておよそ60キロ、La Plataまで。
コレクティーボ/レティーロのバスターミナルまたはコンスティトゥシオン駅から129番
ミクロ(マイクロバス)/Grupo PlazaとCostera Metropolitana の2社が、
BsAsからダイレクト運行。
列車/コンスティトゥシオン駅から
詳細はラ・プラタ市公式サイトをご覧下さい。http://www.laciudad.laplata.gov.ar/
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