(W杯)韓国戦の日は, 外出しない方がいい?

公開日 : 2010年06月15日
最終更新 :
筆者 : bonita

世界中が熱狂している、サッカーワールドカップ。

日本は、初戦を見事、白星で飾りましたね!

私も家のテレビで観ていたのですが、アルゼンチンの放送でも

得点を決めた本田選手の名前を連呼していました。

本田選手、大活躍でしたね。

ただ、スペイン語の場合、[H]を発音しないので

本田選手のことを「オンダ」と言っていましたが。

アルゼンチンチームの初戦が行われた日曜日、

いつもなら買い物客でごった返しているはずの大型スーパーはガラガラ、

通りを歩いている人の姿もまばらでした。

ワールドカップに限らず、その他の国際試合や、

"Superclásico"と呼ばれるダービーマッチ

(リバープレート vs ボカ・ジュニアーズ)の試合の日なんかも、

こうしてゴーストタウン化するブエノスアイレス。

みんな、家族や友だち同士、テレビの前で熱い声援を送っているのです。

そして、今まで全くサッカーに興味がなかった私も、

生まれて初めて(!)試合中継を最初から最後まで観ました。

観戦のお供は、

以前このブログでもご紹介した【Grupo Almmar SRL】のカップケーキです♪

この日は、アルゼンチンチームの初戦という

旗日と同じくらい重要な日曜日だったので、

大好きなカップケーキも、アルゼンチン国旗のデコタイプをチョイス!

1個だけだと、試合前半で食べ終わってしまうから、試合後半用にもう1個。

%8D%91%8A%F8%82%CC%83P%81%5B%83L.jpg
ピンク色が可愛いケーキ.jpg

美味しいスイーツ片手に大声で応援した甲斐あって、

アルゼンチンチームは、対ナイジェリア戦を勝利で飾りました!

試合後のマラドーナ監督の会見も、なかなか毒舌で面白かったです。

さて次は、6月17日(木)の対韓国戦。

「アルゼンチンを応援したいけど、同じアジアの仲間として、韓国も応援しなくっちゃ!

 そうだ、その日のランチは、韓国人街に冷麺を食べに行かない?」

と、のんきにローカルの友だちに言ったら、

「あんたその日、外出しない方が身のためだよ。韓国が勝っても負けても、

 韓国人に間違われたら、エライことになるから」

と忠告されました。

サッカーは、アルゼンチン人たちの生活の一部、

もっと大げさに言えば魂の一部とも言えます。

そのため、熱狂的なサポーターの一部が

相手チームのサポーターと衝突したり、

時には襲撃事件が起こることもあります。

以前、リバープレートのTシャツを着用して街を観光していた日本人男性が、

ボカ・ジュニアーズのサポーターグループに

いきなりTシャツを引きちぎられた、という出来事もありました。

前述した"Superclásico"の日は、警察官が多数動員され、

互いのチームのサポーター同士で衝突しないよう

彼らが乗るバスの警護に付いたりします。

それが、4年に一度のワールドカップとなれば・・・大興奮間違いなし。

日本人である私が、韓国人と間違われ

最悪の場合危害を加えられるのでは、と心配してくれているのです。

まぁ、紳士の国アルゼンチンでは、そういうゴタゴタも

女性を巻き込まずに男性同士で勃発するのが普通のようですが。

でもたしかに、多くのアルゼンチン人にとって、

日本人、韓国人、中国人の見分けなんてつかない。

やっぱりその日は、家で大人しくしていた方がいいのかしら。

・・・だけど、冷麺、食べたいしなぁ!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。