毎月29日はニョッキの日,そのワケは。
▲Por omargep en Flickr
アルゼンチンでは、毎月29日は ” ニョッキの日 " です。
ブラジル・サンパウロに住む友人が、
かの地でも29日にニョッキを食べる習慣があると言っていました。
なぜなのでしょう?
イタリア移民やその子孫の多いアルゼンチン。
これは、イタリアからの習慣が元になっているのだろうか、
と思っていたら、どうやらそうとも言い切れないのです。
昨年12月にイタリア・ローマを旅した際
レストランで隣に座ったイタリア人に教えてもらったのですが、
ローマでは毎週木曜日にニョッキを食べる習慣があるのだとか。
カトリック教会では、「聖なる金曜日」は断食をする日であったので、
前日の木曜日には、腹持ちのするニョッキを食べるようになったそう。
あ、そういえば!
東京でも、木曜日しかニョッキを提供しない
というイタリアンレストランって、けっこう多いですよね。
イタリアのこの習慣が、アルゼンチンやブラジルに持ち込まれたのであれば、
同じく、毎週木曜日がニョッキの日になりそうなものだけど。
気になったので、色々調べてみました。
アルゼンチンでは昔から、月末30日が給料日という人が多く
給料日前にはお金が底をついてしまう、
そんな家庭も少なくなかったのでしょう。
ニョッキは、非常に安価な値段であることから
給料日前になると食卓にのぼることが多く
それで毎月29日は、ニョッキの日、
とうことになったと言われています。
が、29日には何の意味も由来もなく、
単にレストランの戦略的考案だった、とする説もあります。
☆詳細は、「wikipedia/ñoqui」をどうぞ。
なぜ29日がニョッキの日になったのか、
諸説あり「コレだ!」と言うことは出来ないのですが、
まぁ、由来や理由はともかく、毎月29日は、
レストランでもスーパーでも、たくさんの種類のニョッキを目にします。
野菜が練り込まれたカラフルなニョッキは、選ぶだけで楽しい♪
毎月29日は、ニョッキを食べよう!!
☆「南米のパリ」ブエノスアイレスで暮らす私の日常、時々、ビーグル。
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