毎月29日はニョッキの日,そのワケは。

公開日 : 2010年07月29日
最終更新 :
筆者 : bonita
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▲Por omargep en Flickr

アルゼンチンでは、毎月29日は ” ニョッキの日 " です。

ブラジル・サンパウロに住む友人が、

かの地でも29日にニョッキを食べる習慣があると言っていました。

なぜなのでしょう?

イタリア移民やその子孫の多いアルゼンチン。

これは、イタリアからの習慣が元になっているのだろうか、

と思っていたら、どうやらそうとも言い切れないのです。

昨年12月にイタリア・ローマを旅した際

レストランで隣に座ったイタリア人に教えてもらったのですが、

ローマでは毎週木曜日にニョッキを食べる習慣があるのだとか。

カトリック教会では、「聖なる金曜日」は断食をする日であったので、

前日の木曜日には、腹持ちのするニョッキを食べるようになったそう。

あ、そういえば!

東京でも、木曜日しかニョッキを提供しない

というイタリアンレストランって、けっこう多いですよね。

イタリアのこの習慣が、アルゼンチンやブラジルに持ち込まれたのであれば、

同じく、毎週木曜日がニョッキの日になりそうなものだけど。

気になったので、色々調べてみました。

アルゼンチンでは昔から、月末30日が給料日という人が多く

給料日前にはお金が底をついてしまう、

そんな家庭も少なくなかったのでしょう。

ニョッキは、非常に安価な値段であることから

給料日前になると食卓にのぼることが多く

それで毎月29日は、ニョッキの日、

とうことになったと言われています。

が、29日には何の意味も由来もなく、

単にレストランの戦略的考案だった、とする説もあります。

 ☆詳細は、「wikipedia/ñoqui」をどうぞ。

なぜ29日がニョッキの日になったのか、

諸説あり「コレだ!」と言うことは出来ないのですが、

まぁ、由来や理由はともかく、毎月29日は、

レストランでもスーパーでも、たくさんの種類のニョッキを目にします。

野菜が練り込まれたカラフルなニョッキは、選ぶだけで楽しい♪

毎月29日は、ニョッキを食べよう!!

 ☆「南米のパリ」ブエノスアイレスで暮らす私の日常、時々、ビーグル。

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