ブエノスアイレス近郊の旅〜San Andrés de Giles〜

公開日 : 2010年08月23日
最終更新 :
筆者 : bonita

世界タンゴフェスティバル&選手権で盛り上がりを見せる、ブエノスアイレスの8月。

北半球では、夏のバケーションの時期ということもあって、

アメリカやヨーロッパ、そして地球の裏側の日本からも

たくさんの外国人観光客がブエノスアイレスにやって来ます。

旅行日程のほとんどをブエノスアイレスで過ごし

滞在中はタンゴ三昧!という人も少なくありませんが、

多くの観光客の場合、ブエノスアイレスに滞在するのは数日程度。

残りの日程は、イグアスの滝のあるミシオネスや、

氷河、トレッキングで知られるエル・カラファテなど

アルゼンチン国内の自然を満喫するために移動する、

という観光スタイルが一般的です。

だけど・・・

ブエノスアイレスを満喫しないなんて、もったいない!

ブエノスアイレスの魅力は、タンゴだけではありません。

首都ブエノスアイレス近郊には

古き良き時代のアルゼンチンの面影を残す街や村がたくさんあり、

それらの街や村のほとんどが、日帰りで訪れることの出来る場所にあります。

”南米のパリ”と呼ばれる洒落た雰囲気の首都ブエノスアイレスだけでなく、

時代の流れにぽつんと取り残されたような古びた雰囲気の村々も

ブエノスアイレス州の魅力のひとつなのです。

ガウチョとアンティークの村、サン・アントニオ・デ・アレコを

以前こちらのブログで紹介しましたが、

 ☆過去記事

今回ご紹介する街は、さらにさらにノスタルジックな雰囲気!

街の人によると、外国人観光客などまず見かけないとのことですが、

マイナーな場所だからこそ、ゆっくりと散策を楽しめるのでおすすめです。

ブエノスアイレスから、北西におよそ100キロの場所に、

San Andrés de Giles の街はあります。

近郊の街や村には、廃線となってしまった駅が残っている場所が多いのですが、

この街にも、今は使われていない駅と線路がありました。

▲私は鉄道ファンというワケではないのですが、

 近郊の街や村の、忘れられたような駅舎の風景が大好きです。

▲ドライブにはいつも、愛犬も一緒!

街の中にも、古い建物がたくさんあります。

セピア色の写真が貼られたアルバムをめくるような、

そんなキブンで散策してみました。

ちょっとした商店街はありますが、

これといって観光の目玉という物はなく実に静かな街です。

でも、まだブエノスアイレス州のほとんどがただの広大なパンパで、

人々が牧畜に従事しながら生活していた時代の面影を色濃く残す街。

ブエノスアイレスを訪れる人に、ぜひ足を伸ばして欲しい場所です。

 ☆San Andrés de Giles への行き方

 レンタカー/ブエノスアイレスから、7号線に乗りサン・アントニオ・デ・アレコ方面へ

 マイクロバス(Micros)/レティーロ駅のターミナルを発着

 交通や観光に関する詳細は、街の公式サイトをご覧ください。

 ☆「南米のパリ」ブエノスアイレスで暮らす私の日常、時々、ビーグル。

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