アルゼンチン国内を長距離バスで旅するなら
これから夏を迎えるアルゼンチンに、観光シーズン到来です!
広大な国土、変化に富んだ地形を持つこの国は、
それぞれの州が、全く違う文化的特色を持っています。
そのため、どこか外国に来たかのような、
そんな感覚で国内旅行を楽しむことが出来ます。
国内の移動には、長距離バスを使う旅行客も多いです。
たくさんのバス会社が競合しているブエノスアイレスでは、
座席のタイプ、食事などのサービスなど
バス会社が乗客獲得のために、様々なプランを用意しています。
レティーロ駅近くにある長距離バスのターミナルには
バス会社のオフィスがズラリと並んでいるので、乗車券はここで購入します。
(会社によっては、ネットでの予約&購入も可能)
▲長距離バスターミナル(レティーロ駅近く)/poto por lifeinemilyworld
多くの場合、バスの中にトイレが設置されており、
セミカマ(semi cama)と呼ばれる
ほぼ180度にリクライニングするタイプの座席や、
その下のランクのカマ(cama)と呼ばれるタイプの座席があります。
長距離を走るバスは、その途中で休憩所に寄ることがありますが、
ここで気をつけなければならないのは、停車時間が結構短いこと。
日本の高速バスの感覚でバスを降りて、外でちょっとブラブラしている間に、
乗ってきたバスが荷物を載せたまま走り去ってしまっていた...
という経験をされた日本人旅行客もいますので、注意が必要です。
トイレが車内にある場合、下車する必要はないと思うので、
出来るだけバスの車内に留まるようにしましょう。
もし、どうしても下車して休憩したい場合は、
運転手に出発の時刻を確認するのを忘れずに。
荷物の管理にも気を配りましょう。
目的地にダイレクトに行くバスもありますが、
多くの場合、途中いくつかのポイントで停まり
乗客を降ろしたり乗せたりします。
その時、自分の荷物が紛失しないよう、
荷物の上げ下ろしを窓から確認するのも大切です。
*バス会社検索はこのサイトが便利!目的地を入力するだけで、
会社名とプラン、その金額が表示されます。
【OmniLineas】 http://www.omnilineas.com.ar/
ところで、ブエノスアイレス市内を発着しているバスが集まる
レティーロ駅近くのバスターミナル周辺では、
スリやひったくり、強盗の被害が少なくありません。
ここは交通の要所であることから、観光客を狙った被害が多発しています。
バスターミナルに到着し、ホテルなど滞在先に移動する際には、
荷物の管理に特に気をつけて下さい。
ここからタクシーに乗る、という場合にも、
観光客であることが運転手にバレバレな場合
不正なメーターで料金を請求されたり、遠回りをされたりすることもあります。
そのため、下記の対策を取られることをおすすめします。
*地方からブエノスアイレスに到着する時刻が、夜間にならないよう配慮する。
*荷物がそう多くはない場合、宿泊先への移動は出来るだけコレクティーボで。
*コレクティーボに乗る場合も、バス停で待っている間の警戒は怠らない。
*到着が夜間になる時、荷物が多くタクシーで移動する時などは無線タクシーを呼ぶ。
(ながしのタクシーを使わない)
さらに、このターミナルのあるレティーロ駅周辺には、
ビジャ31と呼ばれる貧民街があります。
ターミナルを出てコレクティーボのバス停に向かっていたはずが、
方向を誤って貧民街の方へ歩いてしまった...ということにならないように
十分に気をつけて下さい。
ターミナルを出て、左手が貧民街、右手がバス停のあるセントロ方向です。
大きな時計台がある方向にバス停があります。
貧民街と時計台の写真は、過去記事を参考にして下さい。
☆過去記事
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