おいしい話 アストリッド イ ガストン

公開日 : 2012年06月23日
最終更新 :
筆者 : 相川知子
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ブエノスアイレスで一番緑が多いパレルモ地区はボタニコ(植物園)界隈に

Astrid & Gastónアストリッド イ ガストンはあります。

 アルゼンチンのブエノスアイレスで!?いきなりペルー料理店ですが、そのアイデンティティを持ちながら、やはりブエノスアイレス屈指のレストランなのと、先々週食べにいっておいしかったので、ご紹介します。

また日本の方にはペルー料理は比較的食べやすい物のようですが、もちろん

アルゼンチンの食材とオシャレなブエノスアイレスの町のレストラんのエスプリ満載の場所です。

 今や、国際グルメの間では評判のペルー料理なのですが、その火付け役と言えるのがこのお店のオーナーであるペルー人ガストンなのです。今までアルゼンチンでもペルー料理とは比較的 ラテンアメリカではペルー料理は、地域的なお料理で高級であったり洗練されていないという先入観が多かったのです。

 彼の人生は、海を越え、国境を越える融合の物語です。

 ガストンは法学部の勉強も半ばパリにシェフの修行に行き、そこで、ドイツ人であり、やはり医学部を中断してパリに料理を学んでいたアストリッドに出会います。ここで二人になる物語は、パリの恋が、ペルーはリマに居を構え、1994年二人の名前を冠したレストランを開くことにより安定し、さらに、チリ、コロンビア、メキシコへ展開し、その地の味に食材を取り込みながら、成功を続けます。

 そして、2008年 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの1920年建築のプチホテルと呼ばれる邸宅に現地シェフを筆頭におき、レストランを開きました。

 どんなお店かは、次のリンクで、ブエノスアイレスに住むペルー人のブログにたくさんの写真で紹介していますので、百聞は一見にしかずですから、

 ブエノスアイレスでお昼をゆっくり楽しめる余裕があるのなら、是非、ランチに

行ってみましょう。(要一時間半)(予約した方が無難)

気取らない雰囲気ですが、(もちろんそれなりにね!、よれよれTシャツ ビーチサンダルはいただけないですが)ブエノスアイレスのビジネスマンや界隈の奥様の集まりなどをかいま見ることも可能です。

そしてお得な

ランチメニューは80ペソ

前菜 (セビチェなど)

主菜  (ご飯のリゾット物、魚系、アルゼンチンのおいしいお肉など 日替わり)

小さいけれどもエスプリのきいたデザート

にグラスワイン一杯とお水 

もちろん、普通のランチよりは高いですが、その差は歴然、そして、

20ドル以下でこのレベルのレストランでのランチはあり得ません。

ので、世界屈指のレストランだと思います。

夜はもちろん、もう少しお高く200ペソ前後のレベルだと思います。

(日本の同じレベルのレストランは夜三万円とかのお店ですから。。。)

Astrid & Gastón

Lafinur 3222 Buenos Aires, Capital Federal

(0)11 4802 2991     

お昼は 月から金 12.30 - 15:00  (ランチメニューは平日のみ)

       土 13:00 - 15:30

夜は  月から水 20.30 ー 23:00

    木から土 20.30 ー 24:00

#ちなみに私の家から何と200mです!

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ちなみにマリオ バルガス リョサ(ペルーのノーベル文学賞受賞者ー日本なら川端康成か谷崎潤一郎レベル)が 「シェフの夢」

としてお店について美しい表現で書いています。スペイン語で楽しみたい方はこちらをどうぞ。

筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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