パスタを食べましょう(1)フィデオ コン エストファード

公開日 : 2013年06月20日
最終更新 :
筆者 : 相川知子
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 アルゼンチンの食卓にお肉の次に無くてはならない物、それはパスタです!

 パスタにはいろいろな種類があります。普通に長い麺を総称として

  Fideoフィデオと言います。

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左が Don Vicente (ドンビセンテ)の Caserito (カセリート)

で比較的太い きしめんタイプですが、これがスルスル、っとおいしい。

うちでは うどんにしたり、焼きそばもこれです。他の麺は味が全然のりませんから。

右が Matarazzo (マタラッソ)で、Spaghetti (スパゲッティ)と言うのが

日本の普通のスパゲティのようです。(一番上の最初の写真はこのスパゲティです)

ちなみに Tallarin タジャリンがアルゼンチンでは一番スタンダードな細長い麺パスタ

ですが、上記の写真のカセリートほど

太くはないのが普通ですが、同様に少し平たいです。レストランでも

タジャリンで細めと平たくて太めですと後者が主流です。

イタリア語の タリアテッレと同じでしょう。。。。

アルデンテというのがいいのですが、やわらかめにゆでるのが

アルゼンチンの人は大好きです。

ゆでるときにお決まりは 沸騰したお湯にサラダ油を入れて、塩をがっつり入れます。

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食べるときにはチーズも かなり振りかけます。。。。

さて、太麺タイプはゆでても白っぽいです。

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こちらも粉チーズ queso rallado ケーソ ラジャドをたっぷりかけていただきます。

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いずれの写真もトマトソースベースで お肉がコロコロ入っているのを作りましたが、

通常は大きな固まりのお肉を入れて estofado エストファード (牛肉のトマトソースに込み)のシチュー的な物がソースです。

アルゼンチンを中心にチリ、パラグアイなどの皆さんがお気に入りのソースは

tuco トゥコと言います。

イタリア語で、fileto フィレトです。要は、トマトソース salsa de tomato です。通常、トマト、タマネギ、ニンニク、オレガノやバジルなどの香味料他調味料が入っています。

レストランなどに行って注意したいのは、パスタの種類を選んで、その後、

ソースを選ぶシステムです。もっともアルゼンチンの人はほとんどがトマトソースが好きですから、これなら失敗はないです。

ボロネサと言えば、ひき肉入りです。

他におすすめはパリシェン、クリームソースベースでハムなどが入っています。

シーフードソースなどはかなりの専門店へ行かないと食べられません。

またときどき私は出張で地方へ行きますが、例えばプエルト イグアスやサルタなどでは

普通のスパゲティが食べたくても、パスタはラビオリだけのこともありましたので、パスタあります、と確認してもご注意!

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筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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