マテ茶の日11月30日に決定!
2015年からマテ茶の日が11月30日に決定されました!
なぜ、11月30日かというと、アンドレシートの誕生日だったからです。
Andres Guacurari y Artigasアンドレス グアクアリが本名ですが、人々にはアンドレシトと呼ばれて親しまれたグァラニー系のアルゼンチン歴史初そして唯一の先住民系州知事でした
1778年サントトメで11月30日に生まれ、1821年リオ デジャネイロで亡くなりました。
1811 年から 1821年、当時は Provincia Grande de las Misiones (のちのイグアスなどがあるミシオネス州)を統治しました。.
アンドレシートの誕生日がマテ茶の日となりましたので、今年から祝うことになります。
((どんな風に祝うかは全く不明です))
首都ブエノスアイレスは南北に広いアルゼンチンの中部に当たります。ここから北へ約2000キロほど行ったミシオネス州とその近隣がマテ茶のふるさとです。 映画「ミッション(ミシオネス)」の舞台になった場所で、世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝があるので有名な地域です。 この地域一帯は赤土の肥沃な大地に恵まれ、そのミネラル分にさらに南半球であるアルゼンチンでは北が暑いので日差しをたっぷり受けた潅木モチノキ科のジェルバ マテの畑が続きます。
こちらが畑です。
このように比較的大きくない潅木です。
もともとはイグアスの滝周辺に住む先住民グァラニー族が葉や茎をかんだりして摂取したようです。それを現在の南アメリカの新大陸にやってきたイエズス会の宣教師たちがグァラニーの人々を教区にいれ、ジェルバの栽培を始めました。なお、マテ茶は、世界ではコーヒー、紅茶についで世界三大飲料となっています。マテ茶というのは実は日本語でうまく訳したもので、MATEマテとは本当は容器のことをいいます。ときどきいろいろな場面でグァンパとも紹介されていますが、それは牛の角をマテ(容器)にしたものです。テレレという冷たいマテのパラグアイでよく使われます。 アルゼンチンでよく見られるひょうたんの切った後の丸い感じのはポロンゴと言ったりいろいろな名称がありますし、メタルのもの、それからひょうたんでも切り方が少し上で、ひょうたんの形がわかるもの、スタンドがあったり模様などいろいろなマテがあり、うちにはマテのコレクションがたくさんあります。いろいろな地方へ行ったらお土産で必ず買うのもマテです。
マテ茶はアルゼンチンの生活のシーンに欠かせないものです。そしてお客さまがうちに来たらふるまうものです。 ブエノスアイレスで一緒にマテ茶を飲みませんか。 お待ちしております。
2月お題"炭酸飲料・エナジードリンク"
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筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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