アルゼンチン解放者サンマルティン将軍サーベル移管式速報
アルゼンチンの革命記念日５月25日を前にして、舞台となったカビルドCABILDO市議会は美しくお化粧されています。
正確には５月22日にスペインの副王領ビレイナトとして統治の中心であったカビルドは市議会となるため開放されましたそうで、今年2015年は5月25日からお祝いモードです。
しかし本日5月24日のメインイベントはアルゼンチンをはじめチリ、ペルーを解放した
サンマルティン将軍のサーベル移管式です。
５月広場についてはこちらに詳しく解説中です。
https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2013/11/post_293.html
本日、ブエノスアイレスは革命記念日５月２５日に先駆けて、アルゼンチンの英雄解放者サンマルティン将軍のサーベルをサンマルティン近衛兵隊執務所から歴史博物館へ移動するための式典を行いました。
（（写真の中央、サンマルティン近衛兵が掲げているのがくだんのサーベルです））
Plaza de Mayo プラッサ デ マジョ こと5月広場はこんな風に人でいっぱい。
このマテ茶を飲んでゆったりしている若者達に癒されました。
この衣装はもしや。。。そうサンマルティン将軍です。子供たち限定で広場で
配っていました！
さて、CATEDRAL METROPOLITANA カテドラル 大聖堂です。
アルゼンチンのキリスト教徒の皆さんの総本山です。
カテドラル奥にサンマルティン将軍の霊廟があります。
こちらでミサをするため待ち構えています。
公立小学生の制服である白衣をまとった子供たちが国旗をかかえています。
アルゼンチンの式典のときにはつきもので、成績優秀、そしてクラスメイトに人気の子達です。この国旗を横に指すともうすぐ、サンマルティン将軍のサーベルが到着する合図！と思いました。
アルゼンチン連邦警察のバイクが先導でまずは到着です。
２００名のサンマルティン近衛兵の登場です。
騎馬隊も多いです。
白い馬はサンマルティン将軍が乗っていたと言われています。。。
アルゼンチンジョークに サンマルティンの白馬は何いろですか？ があります。。
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さて、大聖堂での祝福と、持ち主のサンマルティンへのご挨拶が終了し、
出てきました！！！
そして専用車に乗せられ、
アルゼンチン歴史博物館へ向かいます。午後2時には大統領が受け取り、展示室に
収められます。
サンマルティン近衛兵隊の保護に
４８年間あったのを移管します。
無事に専用車に乗せられました。
見守る人たちです。
さらにパレードは続きます。
皆さんのアルゼンチン国民意識が感極まった瞬間でした。
その後、5月広場が完全に周り終わる前に広場を脱出することにしました。
ミニサンマルティンを横に見ながら、
反対側の大統領府 付近へ向かっていくご夫婦の姿が素敵でした。
明日5月25日は以下のプログラムです。
午後4時から午後11時半までです。なお、出店などは午前11時頃には揃うでしょう。
アサードが食べられる場所もあります。
最初の子供オーケストラはきっと可愛いでしょう。
アルゼンチンの演歌的フォルクローレのビクトルエレディア、ブエナビスタソシアルクラブあり、いろいろです。
Lunes 25: De 16 a 23.30
Orquesta Niños x 500, Banda de Zamba + La Colmena del Sur, Un Segundo es Demasiado, Víctor Heredia, Agarrate Catalina, Ana Prada, Buena Vista Social Club, Amortiguador: Dj Diamante + C.A.D., Himno - Homenaje a Gardel - 80 Años, La Romy Dj, "Canciones prohibidas" (con Chino Laborde, Pablo Dacal, Tonolec, Faauna + Alika, Fabi Cantilo + David Lebón + Fer Isella, Javier Malosetti, Emilio del Guercio, Ignacio Montoya Carlotto + Palo Pandolfo, Leo García + Litto Nebbia), La Ley, Molotov, Bersuit.
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筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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