4月30はゼネスト決行予定それに5月1日は労働者の日で祝日でクリスマスの次ぐらい休みになります。
アルゼンチンでは政治ー経済問題から時々、ストやデモが行われますが、来る4月30日(火)は24時間ゼネストが決行されることとなりました。現在の与党の政策への反対と貧困、失業の増加と工業の破壊という理由ですべての経済活動をストップさせるのが
PARO GENERALパロ へネラルというゼネストです。
1.交通機関
地下鉄、電車、航空便はすべてストップ。
バス組合は参加しないので、動くという話ですが、道路封鎖で迂回が生じるし、時間もかかるでしょう。
2.銀行
公立銀行の窓口業務ストップ 私立は一部制限
3.その他トラック関係
ゴミ収集車、ガソリンスタンドの給油や、現金輸送車、スーパーなどの運輸関係車など大型トラックを利用するサービスのストップ
4.教育
幼稚園から大学までの公立校は授業なし。
5.病院
公立病院の外来はなし。緊急窓口のみ応対。
6.その他の公共機関
応対窓口なし
なお、この日、午後1時から Plaza de Mayo 5月広場で デモ集会が行われる予定です。そのため大統領府や大聖堂があり、
観光のメッカですが、近寄れないでしょう。(人で広場や周辺の道路がいっぱいになり、さらに交通遮断もありますので、
車が入れなくなります)
交通機関がなくなるので多くの活動が中止、延期となるでしょう。
なお、続いて 5月1日は労働の日、メーデーで祝日です。
この場合、
1.交通機関
電車、バス、飛行機、船は動きません。
2.公共機関
学校、公立病院は休み。公立博物館や美術館も休み
なお、ショッピングセンターにスーパーも多くのレストランも従業員は休みで閉店です。
また一方で、
29日、30日は
SUBEと呼ばれるバスや地下鉄の磁気カードに電話のクレジットをチャージする作業をキオスコが中止するというストも
あります。
上記のため、 銀行があるうちに現金の取得、食料難民にならないように気をつけましょう。
このオベリスコという塔の付近から
こちらの町の中心地五月広場まで人で埋め尽くされるでしょう。。。
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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