〈コロナ禍〉南米関連遠隔取材:9月3日午後9時、9月8日午後11:45オンエアのNHK BSプレミアム「ダークサイドミステリー"ひかりごけ"の衝撃~現代の私たちの物語~」

公開日 : 2020年09月03日
最終更新 :
筆者 : 相川知子

来る2020年9月3日(木)夜9時~ 

NHKBSプレミアム「ダークサイドミステリー"ひかりごけ"の衝撃~現代の私たちの物語~」

のなかで、アルゼンチン、ウルグアイ、チリのラテンアメリカ関係の撮影コーディネーションを行いました。

なお、この番組は再放送 があります。

9月8日(火)夜11時45分~

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この案内をラテンアメリカファンの方に送ったらこちらの写真を送ってきてくださり掲載の許可を得ました。

「今月初めに奥日光の白根山に登ったときに撮った"ヒカリゴケ"の写真です。写真では大きなもののようですが、実際は、岩の裂け目の奥の方でひっそりと光っていて、99%の登山者が見過ごしていきます。 ピントも合わせられないような狭い岩の隙間にあり、エメラルド色にきれいに光っていますが、外からのわずかな光を反射して光っているものです。 岩に滴る水滴で成長し、とても繊細で、砂が被ると消えてしまいます。 特別天然記念物に準ずる希少なコケなんです」ヒカリゴケ珍しいんですね。

極限状況を生き残るためには、人は誰かを犠牲にするしかないのか

というテーマでウルグアイで起こった大事件(アンデスの奇跡)に関連する取材になります。

一番最後に、コーディネーター 相川知子 で名前が出ていると思います。

コロナ禍の現在、日本からの取材クルーはアルゼンチンをはじめ南米に来てもらえません。

いままでもメールや電話で日本のディレクター、スタッフとのやり取りをして取材対象者を決めたり、取材スケジュールを作り、アポを取ります。

しかし、今回はすべてメールやSNS、電話などを中心に手配を行いました。また資料などの撮影許可や使用許可を取るのもいままでは現場に行ったり、ミーティングを行っていたの、いまは対面ではまったくできない状態です。

移動も気をつけて、コロナ衛生プロトコル対策をとっている車両で移動です。

座席にはアルコールジェル常備。そしてシールドがあります。お金やカードを渡す場合の穴があるだけです。

運転手もアルゼンチンはいままでそうではなかったのですが手袋着用、もちろんマスクも着用です。

ただし、荷物があればトランクを開けてはくれますが、お客さんが自分で出し入れする必要があります。その方がお互いに安全だからです。

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https://www.facebook.com/Tokyoremis

tokyoremis@gmail.com

そのため、一部の特別対応を除いて遠隔資料収集、遠隔アポ取り、そして遠隔取材、遠隔撮影、遠隔通訳を行いました。

現実には遠隔取材撮影通訳になりますね。

スペイン語通訳ですが、実際にはインタビューのための通訳なので、そのまま通訳すればいいものではなく、インタビューの回答をうまく撮影に落とし込まなければなりません。

いままで対面の場合は話が長かったりすると合図を送ったり特にめくばせやちょっと触れるのですが、それがまったくできませんので調子がちょっと違いますね。

そういう工夫が必要なのですが、何とかアルゼンチンをはじめ、ラテンアメリカの映像を少しでも日本の人々にお見せできればと考えています。

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こちらはアルゼンチンの1869年設立、151年目の歴史のあるLA PRENSAという新聞社です。

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今回の取材の関連は出せませんが、このようにちょうど日本の切手についての記事がありました。1972年のお正月年賀に使われる切手という紹介がありました。

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まだまだコロナ禍は続き、アルゼンチンは9月20日まで隔離期間ですが、おそらく延びるでしょうし、ウルグアイやチリにも行けません......(行けても隔離期間などがあるので現実的ではないです)。

そのためしばらく遠隔取材が続くでしょう。

ただ町の様子は少しずつ現地撮影なども可能になっています。

問い合わせはファニプロラテンアメリカ代表

撮影通訳コーディネーター  相川知子

tomokobuenosaires@gmail.com

そして持つべきものは友達で、いままでの関係が重要ですね。

特別に資料集めや取材のための準備の許可をしてくれました。

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水村美苗著「母の遺産」をスペイン語に翻訳したときの書評を書いてくれた方で、ツイッター友達です。

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筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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