RURAL22は7月31日まで「ルラル/アルゼンチン最大の農業牧畜の祭典」

公開日 : 2022年07月27日
最終更新 :
筆者 : 相川知子

アルゼンチン最大の農業牧畜の祭典ルラルが2022年7月31日まで開催中です。

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会場はイタリア広場Plaza Italiaにある、La Ruralラ ルラル 農牧展示場。地下鉄D線 Plaza Italiaプラサ イタリア駅下車して、上に出たらすぐ会場が見えます。牛さんの写真が目印です。市内中心部から地下鉄で(乗れば)15分です。

パレルモのイタリア広場地下鉄D線Plaza Italia 駅からすぐに入り口があります。

EXPORURAL22 7月31日まで午前9時から午後8時まで 入場料オンライン購入 月から水は700ペソ、木から日は900ペソwww.laruralticket.com.arシステム手数料有イタリア広場とサルミエント大通り側チケット売り場1000ペソ 高齢者証所持者は月、火は無料、水から金は500ペソ8歳未満は無料

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(入ってすぐはサルタのパトリシアさんのスタンドです 写真パトリシア提供)

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牛さんと映るのはこんなときがチャンスです。

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(アルゼンチンは馬も有名です マリアナさん(Mariana Villegas de Agüero)は子どものころから馬と一緒に育ったそうです。RURAL広報提供)

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(BRADFORDのチャンピオンです RURAL広報提供)

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毎日いろいろなプログラムがあり、地域の物産展も開かれますので、お買い物袋をご用意ください。牛さんや豚さんの横で、アサードやチョリパンを食べることもできます。

ステキなガウチョを着ているのは農場の方ですが、品評会のときは晴れ着を着ています。

また、引き連れる牧場代表の人々もおしゃれなガウチョファッションをしています。特にかぶって着るポンチョは出身地域の特徴が出ているものです。

またポケットについているチェーンのようなものは、クエンタガナドと呼ばれる牛を数えるのに使う、そろばん玉のような役割のものです。また背中にナイフをいれているのは、普段は実用的なものですが、この場面では銀細工を施した特別なものです。

帽子の形によって牧場の出身地域を知ることもできます。ベレー帽をかぶっているのは、ブエノスアイレスバスク地方で牧畜従事者であった先祖を持つ人達の証明です。現在は4世ぐらいのアルゼンチン人になります。

ガウチョファッションのお店も出ていますので、お買い物にも便利です。お土産にもいいでしょう。

シェフの料理ショーもあります。

130年以上続いている伝統ある祭典であり、中央の競技場のような場所は家畜の品評会会場です。アルゼンチンの農業牧場文化がここに集大成されます。様々な種類の家畜を見せるだけではなく、農産物の展示、即売、試食があります。アルゼンチンの各州のブースではその地域の特産物が見られ、またその場で試食できるので、食においてアルゼンチンを一周できることとなります。

地方農産物展示会場では、ワイン、ジャム、パンの付け合わせ、オリーブオイル、アルファフォール、ヤギのチーズやサラミを試食できます。

また実際に世界三大飲料のマテ茶を飲みに行くのも素敵です。

その他、トラクターなどの農業技術に必要な機械も展示していますし、企業ブースもあります。

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この日は農牧展の中の農業テクノロジーの祭典のディナー表彰式に出席しました。また別の記事でご報告します。

こちらがRURALのプログラムです。

http://www.exposicionrural.com.ar/index.php/programas-y-actividades/7月31日午前10時は中央ですべてのカテゴリーのチャンピオン家畜のパレードがあります。またこれは恒例なんですが終盤に公式開会式があります。今年は7月30日午前11時から午後1時まで、一番素晴らしい家畜のショーは必見です。農牧組合の会長さんをはじめ、大統領や農林水産業大臣が通常なら臨席して行われます。しかし輸出課徴金の問題があり、まだ政府と農家は対立中で、出席の確認は得られていません。どちらにしてもパレルモ地区は警備体制と人が増えるので早めの行動をするか、心配な方は外に出ないほうがよいでしょう。

なお、アルゼンチンは現在冬休みなので平日も子ども連れが多いです。週末は特に人が多いです。アルゼンチンの方は午前中は出かけないので、午前中がすいていますのでお勧めです。平日は夕方から、土日はだいたい1時すぎから混みますね。

筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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