ブラジルで3人目の妊娠

公開日 : 2018年07月17日
最終更新 :
筆者 : Harumi

Olá! Tudo bem? Harumi です。

私事ですが11月に3人目の出産を控えております。

一人目は現在3歳、二人目は1歳なので3人共年子になります。

私は3回ともブラジルで妊娠して出産に至っているので日本での妊娠、出産、育児経験がありませんが、一つ言えるのはどこで子供を生んで育てても育児の大変さは変わらないし、子供に対して注ぐ愛情も変わらない、ということです。

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それでも行政的なシステムや手順、文化には色々と違いがあります。

YouTubeで私が発信している動画内でもこれまでにいくつかブラジルの出産事情を話しているんですが、ブラジルと日本を比べて大きく異なる点はブラジルは「帝王切開王国」であるということです。

出産を控える女性の多くは様々な理由から迷うこと無く帝王切開を選択し、そうでない女性も医者や病院の事情などから最終的に帝王切開になるケースが非常に多いです。

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最近では「自然分娩」のメリットや帝王切開のデメリットなどが一般的に浸透してきて、自然分娩を望む女性も以前より増えているようです。

それでも、貧困層で帝王切開を選べない女性以外でわざわざ自分から望んで自然分娩に望む人は周りから「わー凄い」という目で見られます。

「なんで?」と聞かれることも。

日本でのここ最近の流れとは全く逆ですね。

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ちなみに私は最初から自然分娩で産むことしか頭になかったのでこれまで二人とも自然分娩で無事出産できました。

ただし出産に立ち会う先生は最初から決めることは難しく、臨月に入ってからは特に検診もせずにただただ陣痛を待って公立の病院に駆け込む、という原始的な方法です。

私は幸いこれまで過去2回の出産において特に気になるような健康のリスクもなく、経過が順調で結果的に無事出産できたので良かったですが、赤ちゃんが産まれるまで何が起こるかわからない、というのが出産なのでこればかりは「何が正解」というのは誰にもわかりません。

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一人目の出産間近、当初は「自然分娩いいじゃない!」と言っていた私を担当する医者が、「うーん、もしかすると出産時にすごい出血をするかもしれない」とか「君は痛みに耐えられるような顔をしていない」などと様々な御託を並べて私が帝王切開をする決心をするよう方向指示をしてきました。

初めての出産で不安はもちろんあったので医者のそういう言葉が私をどれだけ情緒不安定にしたことか。

それでも私の母親が産んで育ててくれた自分の体を信じて強い意思で出産に挑みました。

本当に無事に事が済んだので今こうして医者とのそういったやり取りも笑いに変えることができます。

出産には常に危険が伴うので3人目だからと言って自分を過信せずに、4ヶ月後に元気な赤ちゃんを産めるように日々の生活を過ごしていきたいです。

筆者

アメリカ・フロリダ州特派員

Harumi

家族でブラジルからフロリダ州オーランドに引っ越してきました。子育て中の主婦目線でオーランド情報発信していきます。

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