ブラジルは子育てしやすい?

公開日 : 2019年03月27日
最終更新 :
筆者 : Harumi

Olá! Tudo bem? Harumiです。

3人目の娘が先日4ヶ月になり、上の2歳の息子ともうすぐ4歳の娘も合わせて皆んな元気にすくすく育っています。

私は3人共ブラジルで妊娠して出産し育児もしているので正直言って日本での子育てがどんなものなのかよくわからないのですが、テレビなどで報道されるニュース等を見ていると「ブラジルの方が子育てしやすそうだな」って印象を受けます。

私がそう思ういくつかのポイントを挙げます。

まずは授乳に関して。子供を産んでからまず一番重要な仕事って赤ちゃんに栄養を与えること。

ミルクで育てる方法もありますが私自身が完全母乳なので、今回は授乳に関してブラジルの文化を紹介します。

ブラジルでは人前でお母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげることはごくごく普通です。

家族や友達の前はもちろんですし、道端のベンチ、バスの中、レストラン、スーパーで買い物をしながら、、とにかくあげたい時にあげます。というか赤ちゃんが欲しがる時にあげる、、かな。

もちろん皆んなが皆んな何も気にせず人前で授乳するわけではありませんが、あげていてもそれを気にする人はほとんどいない、ということです。

何人かのブラジル人に「気にならない?」と聞いたことがありますが皆口を揃えて「なんで?お母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげる、ってすっごく素敵なことじゃん」と言います。

授乳だけでなく妊婦さんがお腹を見せびらかすように露出することも「美」という捉え方で、決してタブーなことではありません。

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次に周囲の理解。レストランやその他公共の場に小さな子供を連れて行って多少騒いだり、ベビーカーを押して行ったりしても嫌な顔をする人ってあまりいません。むしろ駄々をこねている子供をあやしてくれたり一緒に遊んでくれたりして大らかな気持ちで接してくれます。

こちらだって好きで子供を騒がしているわけではなく申し訳なく思っているので、こういう周りの理解には本当に感謝です。

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もう一つは家族の協力です。

核家族化している日本と比べ、ブラジルはまだまだ親族の繋がりが強くお互いに干渉し合います。

いい面ばかりではありませんが、子育ては自分一人だけでは苦しくなる時があります。そんな時に少しだけでもサッと手を貸してくれる家族が近くにいるというのは心強いです。

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ブラジル人て基本的に皆んな子供が好きっていう印象があって、外で子連れで歩いていると本当によく声をかけられます。

日本で子育てしたことはないんですが、私はブラジルで良かったな、と思っています。

筆者

アメリカ・フロリダ州特派員

Harumi

家族でブラジルからフロリダ州オーランドに引っ越してきました。子育て中の主婦目線でオーランド情報発信していきます。

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