ケアンズで環境問題を楽しく学ぶ『エコ・フィエスタ』

公開日 : 2019年06月11日
最終更新 :
筆者 : サニー

こんにちは、ケアンズのサニーです。

今回ご紹介するのは、ケアンズで毎年開催されているエコに関するイベント「Cairns Ecofiesa(エコ・フィエスタ)」です。

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年に一回開催されるんですが、今回は今までにないほどの大規模なイベントとなり、会場はたくさんの来場者で溢れかえっていました。

日曜日ということもあり、遊園地気分で親子で参加している方もたくさん!

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ステージでは、エコフェスタらしい心地よい音楽が演奏されていて、みんな芝生の上でくつろいでいる様子。

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ケアンズは、世界最古の熱帯雨林とグレートバリアリーフという2つの世界自然遺産が存在する町として有名ですが、その周りを取り囲む環境の変化の影響で、野生動物の生命が脅かされているという問題があります。

エコ・フィエスタでは、このような問題を政府の環境保護団体や、自然保護ボランディア団体などが、どうやったら貴重な野生動物を守ったり救ったりすることができるのかを、子供でも分かりやすいように解説していました。

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お母さんを交通事故で亡くした、孤児のワラビーを保護している団体は、実際に世話をしている赤ちゃんワラビーを連れて来ていました。

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ウミガメが無事に産卵場所に戻って来ているかどうかを、調査している団体も。

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街が拡大していくに連れて、住む場所をどんどん失っているコウモリについて、詳しく生態を調べている団体もありました。

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人間にとって便利だと思われている生活や製品が、どんどん野生動物たちの居場所に環境汚染をもたらしていることを、改めて気づかされたイベントでした。

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気づかなければ何も行動は起こせない。でも一人一人が気づくことによって、 人や環境やそこに住む野生動物達に害のない、そして無駄のない生活を送ることができるんだと思います。

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日常使うものや食するものを見直した時、「これは 野生の動植物に優しいものだろうか?環境を汚さないものだろうか?」とふと考えてみることも必要だとつくづく感じます。

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もう後戻りできなくなるほどの自然破壊が進んでしまった後、「知らなかった。。。」では遅すぎますよね。エコ・フィエスタは「今知っておいてよかった」と実感させられるイベントでした。

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今の所、ケアンズでは年に1回しか開催されていないのですが、今後は観光客の方々も参加できる、このようなイベントがもっと頻繁に開催されたらいいなと感じました。

【Eco Fiesta 2019(エコ・フィエスタ 2019)】

開催日:毎年6月に開催しています。(今年は6月2日に開催されました)

開催場所:今年はCairns Cruise Liner Terminal(ケアンズ・クルーズ・ライナー・ターミナル)にて開催されました。

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