コロンビア・カヒカから、¡Hola!

公開日 : 2019年12月10日
最終更新 :

¡Hola!

みなさん、はじめまして! カヒカ市特派員のSaeと申します。

カヒカと聞いても、ピンとこない方がほとんどかもしれませんね。

カヒカ市は、南アメリカのコロンビア共和国、クンディナマルカ県にあり、首都のボゴタからは40kmほどの小さな市です。

私は、2019年9月にコロンビア共和国へ引っ越し、最初の約1ヵ月をボゴタで過ごした後、夫ともにカヒカへ移りました。

今回は、そんなカヒカ市がどんなところなのか、気候についてご紹介していきます。

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ボゴタは人口も多くとてもにぎやかなところですが、カヒカはのんびりしている、とてものどかな田舎町です。中心街は店や銀行、レストランなども多く便利なところですが、民家が並ぶあたりは山に囲まれていて、牧場エリアが多いので犬や猫だけでなく、牛や鶏、山羊、アヒルなどの動物がたくさんいます。

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ボゴタの標高は約2,600m、カヒカもほぼ同じくらいです。標高2,600mというと、富士山の5合目くらいをイメージするとわかりやすいかもしれません。

南米というと、とても暑いところの印象があるかもしれませんが、この標高の高さからボゴタ、そしてカヒカは年間を通してとても涼しい気候です。

気温は11月現在、日中が20度前後、朝晩は10度くらいでボゴタとあまり変わらないのですが、田舎町なだけあって、ボゴタよりも朝晩の冷え込みを強く感じる気がします。

日差しは強めで、晴れていると少し汗ばむくらい。日中はTシャツ1枚でも過ごせますが、夜はジャケットや軽めのダウンが必要です。

わたしは軽めのダウンベストを活用し、気温の変化に対応していますよ。

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ちなみに余談ですが、家の中に暖房器具があるところはほとんどありません。

私は日本では、気温が一桁になったら暖房を入れたいくらいに感じていた記憶がありますが、本当にこちらの人はみんなストーブもエアコンも持っていないし、電気屋さんにもほとんど売っていないんです!

もちろん、お風呂はシャワーだけで湯船につかる習慣もありません。そもそもバスタブがなく、シャワーブースだけの家が多いです。

お風呂大好きな私は当初、シャワーを浴び終わるたびにぶるぶる震えながら毛布にくるまっていましたが、不思議と今は慣れました。

こちらに遊びに来る際は、調整しやすい服装に加えて、冷え込む夜のために、厚めのパジャマや靴下があると安心ですよ(笑)

そしてこの標高なので、軽い高山病になる人も多いです。私も実際、初めて来たときや日本から来てすぐのタイミングなどは、時差ボケなども重なって頭痛や吐き気に襲われたり、すぐに疲れてしまったりしました。

同じコロンビア人でも、海岸沿いなどに住んでいる人などはこの気候に耐えられないことも多いそうです。

旅行スケジュールには少し余裕をもって、無理せずゆっくり体調管理をしながら過ごされることをおすすめします。

ここ数ヵ月は雨もよく降っています。が、日本の梅雨のように一日中雨が降り続いているということはほとんどなく、ザっと降って、また晴れるということが多いです。

変わりやすい山の天気という感じですね。よって、外出している際は洗濯物のことが気になって仕方ありません。

外国人は傘をささないというイメージがあるかもしれませんが、コロンビアの人は傘をさしますよ! 折りたたみ傘を持っている人が多いです。

というわけで、ボゴタ、カヒカ付近へお越しの際には

・脱ぎ着しやすい服装

・防寒具

・折りたたみ傘

をぜひお持ちください。

と、少し話がそれた部分がありますが、少し、コロンビア・カヒカ市に興味をもっていただけましたでしょうか?

これから少しずつ、カヒカのこと、コロンビアのことをお伝えしていきます。

どうぞよろしくお願いします!

筆者

コロンビア特派員

ロンドノ宮内紗恵

暑い夏と海が大好きなのに、そのどちらもないところ、ボゴタに住んでいます。ふだん、あまり触れることのないコロンビアの魅力に、ぜひ触れてください!

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