コロンビアのスポーツ、「テホ」を知っていますか?

公開日 : 2020年03月09日
最終更新 :

¡Hola! カヒカ特派員のSaeです。

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新型コロナウィルスに関する記事が続きましたので、今日は明るい話題をお届けします。

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コロンビアで人気のスポーツといえば、サッカー。でも、実はコロンビアには、あまり知られていないおもしろいスポーツがあるんです。

それが、

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「Tejo(テホ)」。

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コロンビアの国技で、先住民が儀式として行っていたものが起源だといわれています。

ルールは、「テホ」と呼ばれる鉄の塊を投げて、的に当てるというとてもシンプルなもの。ペタンクと似ていますが、的には火薬を置き、鉄の塊が直撃すると爆発するようになっています。

夕食のあとにお酒を飲みながらわいわいやる、日本のボウリングのような感覚でしょうか。町なかにプレイできるところがあり、私は先日、自宅の大家さんとその家族と一緒に初めて行ってきました。

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鉄の塊は、正式には1.5kgのものを使用するそうですが、遊びの場合はボウリングの球と同様、いろいろな大きさや重さがあります。もちろん私は、できるだけ小さいものを選びました。

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このくらいの大きさです。

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的は木と土でできていて、45度の角度がついています。白い三角形ですが、当たると爆発する火薬。この火薬で描かれる円を狙い、ターゲットに一番近い人が1ポイント、火薬に当たると3ポイント、のようにポイントを競っていきます。

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的から投げるポイントまでは18.5mが正式のようですが、実際に遊ぶときはもっと近いことが多いようです。私たちが遊んだときは、5mくらいだったでしょうか。基本的には下投げです。フォームもボウリングと似ていますね。でもボウリングとは違って、同じ側の手と足を前に出して投げるのがコツだそうです。

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たくさん遊んでいると、だんだん的の土がでこぼこしてくるので、こんなふうに途中でならします。

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テホに泥がつくので、それを拭うための麻布のようなものが置いてあります(大してきれいになりませんが)。

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一番盛り上がるのは、やはり火薬が爆発したとき。ものすごく大きな音がするので、何度やってもびっくりしてしまいます。

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ルールがシンプルだからこそ、やっていくうちにどんどんおもしろくなってきます。

この日は5人で遊んで、ひとり$10,000(約300円)ほどの料金でした。私と夫はお酒を飲んでいないので、ビールなんかを飲むともう少し高いかもしれません。

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皆さんもコロンビアに来たらぜひ、テホで遊んでみてくださいね。

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それでは。

¡Chao!

筆者

コロンビア特派員

ロンドノ宮内紗恵

暑い夏と海が大好きなのに、そのどちらもないところ、ボゴタに住んでいます。ふだん、あまり触れることのないコロンビアの魅力に、ぜひ触れてください!

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