C-Train

公開日 : 2010年02月01日
最終更新 :

今日はカルガリーの乗り物、C-Trainについて紹介します。

居住区が広い市内に分散しているカルガリーでは主な交通手段はやはり車。公共交通機関としてはカルガリー市営のバスと路上電車C-Trainがあるのみです。

このC-Train(またの名をLRT)ですが、南北にどんどん延び新しい駅が増えているとは言っても路線数はたったの2路線!運行はラッシュアワーには5分おき、その他の時間には10分から15分おきとまばら。

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料金は大人で一律2.75カナダドル。1駅乗っても、10駅以上乗っても、90分以内なら同じ値段。しかもダウンタウンエリアのみ利用の場合は無料!ちなみにバスとC-Trainを乗りつないでも2.75ドルなんですよ(90分以内に買ったC-Trainのチケットでバスに乗れるし、バスのチケットでもC-Trainに乗れる)。

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さてこのC-Train、東京の地下鉄に慣れていた私が始めて利用した際にひどく戸惑ったことが2つあります:

1.ドアが自動的に開かない!

乗る時も降りる時も、ドアの横にあるボタンを押すとドアが開くようになっているC-Train。知らなかった私は開かないドアの前でじいっと待っていて、自分の降りる駅を危うく逃すところでした。わざわざ立ち上がって私のためにボタンを押してくれたおじさん、どうもありがとう。

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こんなにはっきり書いてあっても気づかなかったボタン!

2.改札口というのもがない!

C-Trainには日本の改札口のような切符の有無を確認するゲートないのです。言ってみれば駅に入ってそのままプラットホームに直行して電車に乗るかたち。はじめてC-Trainを利用した時、私は発券機に気づかずそのままちょうど来た電車に飛び乗ってしまいました。降りるときにゲートで払うのかなあと思ったら、降りるときにも改札口がなく無賃乗車!

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おつりの出ない発券機

じゃあどうやって切符の確認をするのかというと、たまに警察が乗って来て切符の提示を求められるだけなのです。市民の良心に頼ったシステムとも言えるかも。そんなに頻繁に回って来るわけではないのですが、無賃乗車が見つかったら高い罰金を取られることになるので、私の二の舞にならないよう(笑)気をつけましょう。ちなみに発券機やバスではおつりが出ないので、額通りの小銭もお忘れなく。

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