川味軒

公開日 : 2010年04月06日

最終更新 : 2010年04月06日

筆者 : 草間智子

もう４月ですね！カルガリーの日中は１０度以上の日も出て来ました。朝晩はまだ零下で、川沿いにはまだ雪が溶けずに残ってるけど．．．。まだまだ花も新緑もなくても、外で散歩ができるということはカルガリーに春が来た証拠（ってことにしておきましょう）。

この時期夕方に散歩すると、どんなに早歩きしても（笑）どうしてもちょっと体が冷えてしまうのが難点。その帰り道に暖かい物を食べに行くのも初春散歩の楽しみの一つです。

そんな時に私がよく食べたくなるのが四川料理。カルガリーの至る所にある中華料理店のほとんどは広東系。『北京料理』とか『四川料理』と看板をあげていても、オーナーは香港から来た広東系の所がほとんど。大陸でおなじみの料理を頼むと、ぜんぜん違うものが出て来てがっかりすることも多々。特に四川料理を頼むと、甘みやとろみがついていたりして幻滅．．．。

そんなカルガリーで、大陸の味がする中華料理店をとうとう発見！四川省出身のオーナーが開いた『川味軒』です。いつも中国人のお客さんで混み合っていて、特に週末は行列ができるほどの人気。料理は山椒と唐辛子の良く効いた、本場四川の味。量も多く、値段も良心的。散歩の後、ここに寄って「これでもかっ！」というくらい辛いお料理を食べて汗を流すのもカルガリーの春の楽しみです（ハイ、ただのマイブームです）。