ライラックフェスティバル
5月30日はカルガリーで最も人気の高いアウトドアイベントの一つ、ライラックフェスティバルの日でした。いや、ライラックフェスティバルといっても、日本の朝顔市のように実際に花を売ってるわけじゃないんですよ。ライラックの花を買おうと意気込んでいた私が「じゃあ、なんでそんな名前つけんだよ!」と現地の友人に責めよってたところ(笑)、命名の理由はライラックの咲く時期に開催されるからだとのこと。帰り道で気をつけてみると、確かに咲いてました、ライラックの花。
さて、イベントには毎年約10万人の人が集まるとのこと。10万人と言えば100万人都市のカルガリーの人口10分の一!たった13ブロック(約1km)の間に人が密集して、歩くのも大変なくらい混み合うのが恒例。ただ今年は雪の後で天気も小雨がぱらつき、気温も2度から10度ど低かったので、5万人くらいしか集まらなかったようです。といってもカルガリーの人口の20分の1が1点に集中するわけだから、充分のにぎわい。
めったにお目にかかれないカルガリーの人混み
この日はレストランが立ち並ぶ「4番街(4th Street)」が13ブロックにわたって歩行者天国に変身。道の両脇には雑貨や食べ物など600あまりの屋台が並び、小さな野外コンサートも5カ所くらいで常に進行中。ストリートパフォマー達も来ていて、とにかくにぎやか。
ラテン音楽の生演奏にあわせて踊る人々
風船で帽子や動物など作ってくれるお兄さん
カントリーミュージックのプチコンサート
雑貨は手作りの編み物からアジア系のもの、アクセサリー、洋服、絵画までなんでもあり。一番多かったのは圧倒的にジュエリー屋さん。
手作りの指人形
若いアーティストが自ら売っている絵画
カルガリーの冬になくてはならない帽子屋さん
アジアチックな鉢植え屋さん
食べ物の屋台は割合的には少く、全体の1割から2割くらいだったかな?でも種類には富んでいて、ホットドッグからインド料理、パスタ、ケーキ、ピザ、寿司までいろいろ。私はホットドッグ1.5個とイタリア料理のミートボールの生ハム巻き、ポップコーンをたいらげ満足。
生レモンをその場で絞って作ってくれる新鮮レモネードスタンド
たまごの全く入っていない健康(?)パン屋さん
タイヤ付きの石釜で焼かれるピザ
パフォーマンスを見たり、音楽を聴いたり、ブラブラショッピングしたり、食べ歩いたり、半日でいろいろ楽しめるこのイベント。世界各国からの料理や雑貨が手に入るのも移民の国カナダならでは。みなさんもぜひぜひ一度足を運んで見てくださいね。車で行くと駐車場所を探してグルグル回ることになるので、Cトレインかバスで行くことをオススメします。
ライラックフェスティバルのページ(英語)はコチラです
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