ライラックフェスティバル

公開日 : 2010年06月04日
最終更新 :

5月30日はカルガリーで最も人気の高いアウトドアイベントの一つ、ライラックフェスティバルの日でした。いや、ライラックフェスティバルといっても、日本の朝顔市のように実際に花を売ってるわけじゃないんですよ。ライラックの花を買おうと意気込んでいた私が「じゃあ、なんでそんな名前つけんだよ!」と現地の友人に責めよってたところ(笑)、命名の理由はライラックの咲く時期に開催されるからだとのこと。帰り道で気をつけてみると、確かに咲いてました、ライラックの花。

_MG_7330.JPG

さて、イベントには毎年約10万人の人が集まるとのこと。10万人と言えば100万人都市のカルガリーの人口10分の一!たった13ブロック(約1km)の間に人が密集して、歩くのも大変なくらい混み合うのが恒例。ただ今年は雪の後で天気も小雨がぱらつき、気温も2度から10度ど低かったので、5万人くらいしか集まらなかったようです。といってもカルガリーの人口の20分の1が1点に集中するわけだから、充分のにぎわい。

_MG_7346.JPG

めったにお目にかかれないカルガリーの人混み

この日はレストランが立ち並ぶ「4番街(4th Street)」が13ブロックにわたって歩行者天国に変身。道の両脇には雑貨や食べ物など600あまりの屋台が並び、小さな野外コンサートも5カ所くらいで常に進行中。ストリートパフォマー達も来ていて、とにかくにぎやか。

_MG_7299.JPG

ラテン音楽の生演奏にあわせて踊る人々

_MG_7316.JPG

風船で帽子や動物など作ってくれるお兄さん

_MG_7349.JPG

カントリーミュージックのプチコンサート

雑貨は手作りの編み物からアジア系のもの、アクセサリー、洋服、絵画までなんでもあり。一番多かったのは圧倒的にジュエリー屋さん。

_MG_7301.JPG

手作りの指人形

_MG_7321.JPG

若いアーティストが自ら売っている絵画

_MG_7357.JPG

カルガリーの冬になくてはならない帽子屋さん

_MG_7351.JPG

アジアチックな鉢植え屋さん

_MG_7354.JPG
_MG_7327.JPG

食べ物の屋台は割合的には少く、全体の1割から2割くらいだったかな?でも種類には富んでいて、ホットドッグからインド料理、パスタ、ケーキ、ピザ、寿司までいろいろ。私はホットドッグ1.5個とイタリア料理のミートボールの生ハム巻き、ポップコーンをたいらげ満足。

_MG_7311.JPG

生レモンをその場で絞って作ってくれる新鮮レモネードスタンド

_MG_7319.JPG

たまごの全く入っていない健康(?)パン屋さん

_MG_7355.JPG

タイヤ付きの石釜で焼かれるピザ

パフォーマンスを見たり、音楽を聴いたり、ブラブラショッピングしたり、食べ歩いたり、半日でいろいろ楽しめるこのイベント。世界各国からの料理や雑貨が手に入るのも移民の国カナダならでは。みなさんもぜひぜひ一度足を運んで見てくださいね。車で行くと駐車場所を探してグルグル回ることになるので、Cトレインかバスで行くことをオススメします。

ライラックフェスティバルのページ(英語)はコチラです

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。