アルバータ州南部の洪水について(続報)
昨日からの雨が午後にはいったん上がり、雲の間から日差しが見えるようになりましたが、非常事態宣言が出されているカルガリーでは引き続き洪水に対する注意が必要です。
カルガリーではダウンタウンを中心に、エルボー川及びボウ川付近の地域では引き続き避難勧告が出されています。これらの地域では、電気、ガスがストップしているため立ち入ることができません。
エルボー川にかかる歩道橋。洪水で破損して渡れません。
ダウンタウンへ続くElbow Drはこの先洪水のため通行禁止になっています。
エルボー川付近の住宅街。
5月28日にこちらのブログで紹介したPrince's Island Parkは現在完全に水没しているとのことです。さらに、Calgary Zooも冠水し動物たちを別の場所へ避難させるそうです。また、7月4日から開催予定で準備も始まっていたSpampede Parkも完全に冠水しています。今後の開催状況は公式ホームページ等で確認されることをお勧めします。
完全に水浸しのStampede Park。
カルガリー・フレームスの本拠地サドルドームも冠水しています。
今のところ観光地のバンフでは深刻な被害が報告されていません。バンフの旅行会社・バンフツアーサービスによりますと、観光客はバンフから出られず足止めされていますが、街は平穏で、バンフアベニュー沿いのお店もすべてオープンしているとのことです。但し、食料が街に入ってこず、大手のスーパー・セイフウェイでも食料品が不足し始めているとのことです。
また、カルガリーからキャンモア、バンフ方面へのアクセスルートであるトランスカナダ・ハイウェイ1号線は一部通行止めになっています。カルガリーおよび周辺地域にお出かけの際は充分注意してください。
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