メキシコ料理(モーレ)
メキシコの郷土料理といえば、
MOLE POBLANO(モーレ・ポブラーノ)
メキシコのプエブラ州にある修道院で初めて作られた料理で、
やはりプエブラやオアハカあたりが有名な食べ物と聞いています。
チキンや七面鳥の上に、この黒いモーレソースをかけ、
そのまま食べても良し。トルティージャで巻いて食べても良し。
イースター(復活祭)などのお祭りや、お祝い事には欠かせない料理で、
メキシコの”おふくろの味”とでも言えばいいのでしょうか。
日本でいうところの・・・
肉じゃが?(←無理やり)
メキシコの各家庭や地域によって、微妙に味が違うようですが、
基本的に使われる材料は同じのようです。
ちょっと引いてしまうかもしれませんが、モーレの材料の主役といえば、
チョコレートです。
さすが”カカオ発祥の地”メキシコです。
ご飯にもチョコレートとは、やってくれます。
あ・・・
遠くまで引いちゃった方がいらっしゃいますね・・・
戻ってきてくださーい
決してチョコレートだけが材料ではありません。
このチョコレートの中に、数種類のチレやスパイス、トマト、ナッツ、
ゴマ、シナモンなどなど、いろんなものが入っています。
想像するのも難しそうですが
甘さの後にくるピリリと辛い刺激。
多分、日本にはない味だと思うので、
好き嫌いがはっきりと分かれる味かと思われます。
複雑・濃厚・不思議な味
「爽やかな春の風に吹かれた伝説の少女」
というわけにはいきません。(←ちょっと残念)
私が初めて食べた時は一口で断念。
2回目に食べた時は、やはり一口で断念。
3回目に食べた時は、なぜかほぼ完食。
そして今ではみずから注文
普通に好きな食べ物となっております。
一度食べたくらいですと、あまり好きになれない味かもしれませんが、
何度か食べていくうちに自然と食べられるようになるものです。
きっと気に入った方はハマってくるに違いありません。
食べる時は、頭の中から「チョコレート」という
固定観念を捨てるといいかもしれません。
かすかにチョコレートの風味もありますが、
何も言われなければ気づかないかもしれない・・・
かもよ?
メキシコに訪れることがありましたら、一度挑戦してほしい料理の1つです。
カンクンにもメキシコ料理店へ行けば食べられるお店もありますので、
メニューで見かけた時は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
え?
嫌だ?
まぁ、そう言わず (^_^;)
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