注意喚起 メキシコ市における詐欺被害の多発
在メキシコ日本国大使館より、メールが届きました。
メキシコシティで発生しているようですが、ここカンクンでも起こりうるので、
皆さまどうぞご注意ください。
注意喚起(メキシコ市における詐欺被害の多発)
2016年3月23日
本年3月12日及び22日に、メキシコ市内において、邦人に対する同一犯によるものと推測される詐欺被害が発生しました。
犯人は、自称米国人の白人男性、身長約180センチメートル、がっしり型の体格、頭頂部が禿げている、流暢な英語で話しかける、紳士的で身なりは良いといった特徴で、犯行手口としては、通行人に英語で話しかけ、「今日中に会議のため米国に帰らなければならないが、タクシーに乗った際、タクシー内に航空券や財布を入れていたカバン(もしくはコート)を置き忘れ、全て失った。米国にいる妻からあなたの口座にお金を振り込むので、現金を融通して欲しい」等と告げて、被害者から現金をだまし取るものです。
犯人は、航空会社や米国の妻へ公衆電話から電話する素振りをする、銀行に同行させる、携帯電話を購入させる等、非常に巧妙な手口を使用しています。
・実際に銀行まで同行を求め、妻に電話しているかのように振る舞った上で、「送金が反映されるまで数時間かかる。」と被害者に伝え、その場でATMを使用して現金を引き下ろさせ、だまし取った後タクシーで立ち去る。
・(1日に引き出せる現金には限度があるため)航空会社との会話を装った上で、「航空券を発券するためには同額相当の商品と交換する必要がある。」と被害者に伝え、クレジットカード等で商品を購入させてだまし取る。
邦人に対する同一犯人によるものと推測される同一手口の詐欺被害は、2013年から2015年にかけて計7件(5件既遂、2件未遂)が報告されており、断続的に発生しています。
また、メキシコ市内の各バスターミナルや地下鉄の駅など、公共交通機関の近傍での被害が目立っています。
このような詐欺被害に遭わないようにするため、万が一犯人と思われる様な者に話しかけられた際は、不用意に応じない、その場を立ち去る、警察へ通報する(066)などして、十分注意するよう心がけてください。
(問い合わせ先)
在メキシコ日本国大使館
Tel:+52(55)5211-0028
Fax:+52(55)5207-7030
詐欺に限らず、スリ・置き引きは本当に多いです。十分ご注意を!!
余談になりますが、カンクンには日本大使館がありませんので、パスポートを紛失されると再発行ができません。
上記、電話番号がありますので、何かのために控えておいた方がいいかもしれませんね。
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