カンヌが舞台、グレイス・ケリーのお洒落とロマンティックが詰まった映画。

公開日 : 2015年01月10日
最終更新 :

Bonne Année! (ボナネ!)皆様、明けましておめでとうございます。

カンヌ特派員ブログをご覧くださり、有難うございます。昨年の夏に引っ越してきたばかりの新米ですが、自分自身が「素敵!」と感じた南仏の文化を、2015年も肌で感じたままお伝えできればと思います。カンヌや南仏の「太陽」や「風」をブログを通してお伝えできれば幸いです。

2015年初のトピックは、カンヌが舞台で、お気に入りの映画をご紹介します。

タイトルは"To catch a Thief(トゥー・キャッチ・ア・ティーフ)"、日本語名は「泥棒成金」。アルフレッド・ヒッチコック監督、グレイス・ケリーとケイリー・グラントの1955年公開のラブサスペンスです。

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1950年代のカンヌを中心にフレンチ・リビエラが舞台。ラブサスペンスといっても、当時のセレブリティ層のウィットに富んだ会話や、グレイス・ケリーがカンヌの高級ホテルのお客達を目を釘付けにするファッション、ヒッチコック監督の視線で捉えたコートダジュールの景色など、まさに「映画のようなワンシーン」という言葉のシーンが満載のとってもお洒落な映画です!

ストーリーは南仏で自由気ままに暮らしている、セレブリティのみを狙う元宝石泥棒「猫」ことジャン・ロビー(ケイリー・グラント)が主役。「猫」というあだ名は、屋根を身軽に飛び回って逃げる姿からついたニックネーム。

ある日「猫」と同じような手口で高級ホテルから宝石が次々と盗まれる「偽猫」が現れ、無実のロビーは警察に疑われ、追われる。無実を証明するべくロビーは独自で犯人探しをするために、「偽猫」が狙いそうな、宝石を多く持つアメリカ人親子ジェシーとその娘フランシス(グレイス・ケリー)に近づいて犯人を捕まえようと奮闘する。

カールトンホテルのスイートルームに滞在しているフランシス(グレイス・ケリー)が日光浴をしている姿や

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ロビーでデートの待ち合わせをしている姿

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フランス王家をテーマにしたパーティーなど

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夢のように煌びやかなシーンばかり。

南仏旅行前に見ると、オケージョンごとにお洒落を満喫するグレイス・ケリーの姿に刺激され、スーツケースの準備をするのが楽しくなりそうです!

個人的には、映画の中の当時のカンヌの様子は今もあまり変わっていない気がします。

とっても高級な宝石を盗まれたのに、「私、宝石を盗まれたというシチュエーションにとってもわくわくしているの。」というフランシスの母親の言葉のように、お金よりもユーモアに溢れていた当時の雰囲気に夢をもらえます。

コートダジュール旅行をされる方は事前に見られると、きっと宝石のようにキラキラした旅のインスピレーションをもらえるはずです!

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