青空の下、お宝に出会おう!ニースの古本市場

公開日 : 2015年05月04日
最終更新 :

ニースの旧市街を気ままに歩いていると突如現れた、青空の下の広場で開催されている古本市場。

広々としていて、良いお天気のもと気持ちが良かったので散策してみました。

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こちらは1900年代初期の、とあるムッシューの手帳。サイズが大きいダイアリーには、びっしりとメモがされてあります。

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黄色くなった古い楽譜も味があります。

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プロヴァンス地方関連の本と並び、多く見られたのが英雄ナポレオン関連の書籍。

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こちらは、南仏の画家が描いたリトグラフィーの絵と、作家の物語をコンビネーションした大型の本。紙はなんと和紙を使用されているそうです。

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年代物の雑誌を探すのも、古本市場ならではの楽しみ。こちらはフランスの有名な週間誌Matchにて、グレース・ケリーの出産が報道された号です。

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1800年代など幅広い年代の新聞も販売されていました。こちらはなんと、1885年の新聞。ビクトルユーゴの訃報について書かれています。

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そしてアンティーク市場に来たら、チェックしたいのが昔のポストカード。ヨーロッパでは、1800年代後半や1900年代初頭に書かれたポストカードを販売しています。知り合いのカードが見つからないか探されているお年を召されたムッシューやマダムに遭遇し、ロマンチックな文化だな、と改めて感じます。

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その中でも目を引く美しさだったのが1900年代初頭の、刺繍で絵柄が縫われたポストカード。綺麗な字で書かれたメッセージに、愛情のこもった刺繍の貴重なカード。とてもエレガントでチャーミングな習慣だと感じました。

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もちろん絵本、レシピ、物語など幅広い本を発見することが出来ます。宝物を発見できる市場、是非立ち寄ってみられてください。

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