広州で飲茶を楽しもう!広州酒家その①交通編

公開日 : 2018年02月08日
最終更新 :
筆者 : NR

はじめまして。このたび「地球の歩き方」中国/広州特派員ブログを担当することになりましたNRです。

商社の駐在員として中国は広州に住みだしたのが2007年。その後また日本に帰国したりと色々とありましたが、2016年より再度広州に戻ってきました。

広州という都市についてあまりピンと来ない方が多いかと思いますが、「食は広州にあり」というフレーズは耳にしたことがある方も多のではないでしょうか。実際に広州では広東料理を中心に食のバリエーションが豊富で、安くておいしいグルメに沢山巡り合うことができます。

また、経済面にみても、広州市は中国の31省のうち、GDP規模一位である広東省の省都として、昔から貿易で繁栄している大都市のひとつで、街中は越州区・海珠区・荔湾区などを中心とした下町情緒がたっぷりと残った旧市街、それとは対照的に最新の高層ビルが立ち並ぶ新市街の天河区など、様々な顔を持っています。

広州の空の玄関口には広州白雲国際空港があり、そこから市内中心部までは車で60分程度。ラッシュ時間には交通渋滞に巻き込まれることもありますので、そんな時は空港から市内まで直通している地下鉄3号線を利用すると便利です。

広州白雲空港は中国三大空港の一つと言われる巨大ハブ空港ですので、トランジットのみで広州に来られる方も結構います。そんな方々から、長い乗り継ぎ待ち時間を使って市内で飲茶を楽しめる場所を聞かれることが時折ありました。そこで、今日は空港から直接向かうことのできる市内のおいしい飲茶レストランとして、天河区の"広州酒家"をご紹介したいと思います。

空港からのアクセス空港直結の地下鉄3線【机場南駅】にのり、【広州東駅】(南に10駅目)で降りて、そこで1号線に乗り換え、次に【体育中心駅】(南に1駅目)で下車してB出口を目指します。B出口から地上に出て徒歩5分、百福広場の3階に広州酒家(体育中心東店)があります。空港からここまで50-60分ほどで到着します。

1.jpg
2.jpg

レストランの紹介広州酒家は1939年創立、広州有数の老舗レストランで、市内に合わせて6つの支店があります。営業は朝8時からオープンしており、飲茶メニューは「早茶」と呼ばれて主に午前中の提供がメイン。午後2時を過ぎると一旦営業が終わり、その後の夕方の営業は飲茶メニューはほとんど終わってしまい、通常の食事メニューがメインになります。ですので、飲茶を楽しみたい場合は朝8時~昼2時までに行く事をお勧めします。

3.jpg

飲茶店での茶の飲み方まずは、席につくなりお茶の種類を注文することからスタートです。お茶は鉄観音、ジャスミン茶、プーアル茶など様々なものから選べます。食事の前にまずはお茶をオーダーしましょう。

各テーブルには湯沸かし用のポットと、お茶の葉を入れる急須が備え付けられており、お茶をオーダーすると、お茶の葉が袋詰めで提供されるので、これをザッと急須に開けてしまい、まずはお湯で茶葉を洗って開かせます。

そして一杯目のお湯を捨て、二杯目を湯呑に注ぎます。こちらでお茶を飲む時の基本ですね。因みに華南地方ではその一杯目の捨てたお茶で食器類を綺麗に濯ぎます。

急須は大体1-2人用の小さいものが提供されますが、ポイントとしては毎回飲む分以外は捨ててしまってください。茶葉につけているとすぐに苦くなりますので。飲むときに毎回新しいお湯を注ぎ、少しずつ何度でもお茶を出すのが中国茶スタイルです。

次の回では食事の頼み方をご説明しますね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。