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トルコ/カッパドキア特派員ブログ 横溝 絢子

トルコ・カッパドキア特派員が現地から中東地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2012年12月 1日

カッパドキアで地下都市を探検


カッパドキアで地下都市を探検

カッパドキアの名物と言えば、まず気球、そして奇岩ですが、知る人ぞ知る、地下都市というとてもミステリアスな観光名所も存在します。
derinkuyu_map.jpg
カッパドキアには40近い地下都市が確認されており、初期キリスト教時代の迫害・弾圧から逃れるための避難所として、そしてキリスト教公認後は俗世間を避けたい信者、修道士により使われていたとされています。
内部(デリンクユ地下都市 )はイラスト*のようになっており、教会、ワイン造酒所、家畜小屋、寝室、キッチンなど、1万人が一度に生活できるほどの居住空間が造られています。
*Omer Demir著(Cappadocia : The Cradle of Civilization)より抜粋。
残念ながら地下都市に関する記録が残されていないため、造るためにかかった時間と労力は不明です。
【カッパドキアの地下都市】
cappadocia undergrand.jpg
現在公開されている地下都市は上記のデリンクユ地下都市、カイマクリ地下都市 、そしてオズコナック地下都市 の3つです。
最大規模の地下都市、デリンクユ地下都市の3階からのトンネルは、9キロ先のカイマクリ地下都市に繋がっていると推測されています。
私はよく訪れる地下都市は、一般のグループツアーに入っておらず、比較的空いているオズコナック地下都市です。

55272234.jpg

地下都市の入り口です。
ozkonak4.jpg
小柄な大人がかがんで通ることができるくらいの細い通路が続きます。

ozkonak2.jpg
敵が攻めてきたときに閉じるための石の扉(ストーンドア)です。
扉は内部からのみ閉めることが出来、外からは開けることが出来ません。
直径170cm、厚さ60cm、重さが500Kgほどあります。
オズコナック地下都市の扉だけは地下都市内部で作られたことが分かっています。
他の地下都市は外で作った扉を中に運んでいるため、石の強度が強くなっています。
ozkonak3.jpg
石の扉は数箇所にあり、一箇所を打破されても次でも防御出来るようになっています。
ozkonak5.jpg
ワイン醸造所です。右の部屋で潰したぶどうの液体がこの中に流れ落ち、それを醸造しワインとしていました。
当時の生活を想像しながら見学すると一層興味が沸いてきます。
まだまだなぞが多く調査が進行中の地下都市をぜひ探検してみてください。

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2012年12月 1日
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      横溝 絢子
      銀行員として5年以上住んだニューヨークを離れ、トルコ/カッパドキアに恋し移住してしまいました!現在はカッパドキアにてコーディネーター、気球ガイド/旅行コンサルタントをしています。HPはこちらです。 DISQUS ID @disqus_6xZr4kmSSd

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